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詩情

しじょう
名詞
1
標準
poetic sentiment
文例 · 用例
その理由は、泣菫の詩に於ける特殊な佶屈の言葉と、その詩情に本質してゐる孤獨な憂鬱の陰影とが僕の個性に近く接觸するものがあつたからだ。
宿命生涯を貫く 永遠の詩人 青空文庫
泣菫氏の詩は、その初期の物(暮笛集・ゆく春)ほどよく、純粹なリリシズムが盛られて居るのに、自選詩集には、却つてその詩情を稀薄にした後期の敍事詩風の作が多く入れられてある。
宿命生涯を貫く 永遠の詩人 青空文庫
しかもそれが、詩情を失つた詩人の修辭學的な凝り性によつて、原作よりもずつと惡く改作されてる。
宿命生涯を貫く 永遠の詩人 青空文庫
たまたま斧鉞を加へられたと思ふ個所も、決して原作の詩情を失はないばかりか、却つて原作よりも善くなつて居る。
宿命生涯を貫く 永遠の詩人 青空文庫
蝶の舌ゼンマイに似る暑さかな暖かや蕊に臘ぬる造り花臘梅や雪うち透かす枝のたけ「蝶の舌」の句は、ゼンマイに似ているといふ目付け所が山であり、比喩の奇警にして観察の細かいところに作者の味噌があるのだらうが、結果はそれだけの機智であつて、本質的に何の俳味も詩情もない、単なる才気だけの作品である。
俳人としての芥川龍之介と室生犀星 小説家の俳句 青空文庫
俳壇のいわゆる俳人たちは、彼らの宗匠的主観に偏して、常に俳句を形態上のレトリックでのみ皮相な手法的技巧観で鑑賞するため、句が詩情している本質のポエジイと、その背後にある主観の貫ぬく哲学とを、ややもすれば閑却無視することになるのである。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
そしてこの場合に「若い」と言うのは、人間の詩情に本質している、一の本然的な、浪漫的な、自由主義的な情感的青春性を指しているのである。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
赤や青やの派手な色をした更紗が、春風の中に艶かしく吹かれているこの情景の背後には、如何にも蕪村らしい抒情詩があり、春の日の若い悩みを感ずるところの、ロマネスクの詩情が溢れている。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
作例 · 標準
この風景には、特別な詩情がある。
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彼の詩は、豊かな詩情に満ちている。
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夏の夜空は、人々に深い詩情を呼び起こす。
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2
標準
poetic interest
作例 · 標準
この古い城には、歴史的な詩情が漂っている。
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古典文学には、現代とは異なる独特の詩情がある。
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彼女は、日常の中に潜む詩情を見つけるのが得意だ。
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