抱囲
ほうい
名詞動詞-サ変
標準
holding something with both hands
文例 · 用例
ですからわざと真面目な顔をして、「ここの水少し干したほういいな、鉄梃を貸しませんか。
— 宮沢賢治 『イギリス海岸』 青空文庫
ほういまねえあの女の子がたうもろこしの娘さんの髪毛をむしってねえ、口へ入れてそらへ吹いたよ。
— 宮沢賢治 『畑のへり』 青空文庫
「ほうい、兎かと思った。
— 泉鏡花 『わか紫』 青空文庫
大巌の崖が薄黒く、目の前へ蔽被さって、物凄うもなりましたので、褌を緊め直すやら、膝小僧を合わせるやら、お船頭が、ほういほうい、と鳥のような懸声で、浜へ船をつけまして、正体のない嘉吉を撲ぐる。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
「ほうい、ちきしょう。
— 新美南吉 『のら犬』 青空文庫
美濃びとにほうい ほうい ほうい、霜が濃いぞ、鶫よ。
— 北原白秋 『第二海豹と雲』 青空文庫
ほういほういと声がする。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
「ほうい」 向うでもこちらを見て両手をあげる。
— 北原白秋 『木曾川』 青空文庫
作例 · 標準
冷え込む夜、幼い子どもを抱擁するように優しく抱囲した。
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彼女は愛する猫を両腕でそっと抱囲し、安心させるように撫でた。
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赤ちゃんは母親に抱囲され、すやすやと眠りについている。
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