剣聖
けんせい
名詞
標準
master swordsman
文例 · 用例
かの剣聖が武具の他の一切の道具をしりぞけし一すじの精進の心と似て非なること明白なり。
— 太宰治 『花吹雪』 青空文庫
この一箇条、敢えて剣聖にゆずらじと思うものの、また考えてみると、死にたくない命をも捨てなければならぬところに尊さがあるので、なんでもかんでも死にたくて、うろうろ死場所を捜し廻っているのは自分勝手のわがままで、ああ、この一箇条もやっぱり駄目なり。
— 太宰治 『花吹雪』 青空文庫
剣聖の心境に背馳すること千万なり。
— 太宰治 『花吹雪』 青空文庫
剣聖の書遺した「独行道」と一条ずつ引較べて読んでみて下さい。
— 太宰治 『花吹雪』 青空文庫
その昔|剣聖上泉伊勢守も武人心得おくべき条々に遺訓して仰せじゃ。
— 仙台に現れた退屈男 『旗本退屈男 第七話』 青空文庫
剣聖宮本武蔵も「空の一字を知れ」といって、門人を誡めておりますが、空という一字のなかには、いろんな複雑な、そして深遠な、哲学も宗教も、ことごとく織りこまれているのです。
— 高神覚昇 『般若心経講義』 青空文庫
主人は不識庵上杉謙信、客は剣聖塚原卜伝、ピッタリ顔を合わせてしまった。
— 国枝史郎 『神州纐纈城』 青空文庫
すべての剣聖は、言いのこしていた。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
作例 · 標準
宮本武蔵は、後世において剣聖と称えられる伝説的な人物だ。
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剣聖と呼ばれるほどの達人でも、日々の鍛錬を欠かすことはなかったという。
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その老剣士の立ち振る舞いには、どこか剣聖を彷彿とさせる品格があった。
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