暴富
ぼうふ
名詞
標準
becoming rich suddenly
文例 · 用例
赤手にして一千万円を超ゆる暴富を、二三年の裡に、攫取した面魂が躍如として、その顔に動いた。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
赤手にして一千万円を越ゆる暴富を、二三年の裡に、攫取した面魂が躍如として、その顔に動いた。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
仄に聞けば、頃日暴富の人があつて、一博士の書を刊せむがために数万金を捐てたさうである。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
今日は一方に一人前の料理に百金を費す暴富階級が存在しているのです。
— 与謝野晶子 『婦人指導者への抗議』 青空文庫
おまへは、他日、一人の男として、昂然とみづから立つことが出来る、清く雄雄しく立つことが出来る、また思ひ切り人と自然を愛することが出来る、(征服の中枢は愛である、)また疑惑と、苦痛と、死と、嫉妬と、卑劣と、嘲罵と、圧制と、曲学と、因襲と、暴富と、人爵とに打克つことが出来る。
— 與謝野晶子 『晶子詩篇全集』 青空文庫
聞きゃあ、この隠居、長崎奉行の頃から、よくねえ事ばかり重ねて、いまの暴富を積んだのだと言う。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
この猛悪な貪慾漢は、主家を陥れて、現在の暴富を積んだにもかかわらず、なおこの上の希望として物産|用達の御用を、柳営から受けたいのだった。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
一一 扨も、暴富を積んで宝が恒に身の仇、いつ何どき、いかなる禍いが身に及ぶかと、絶えず畏怖心から離れられぬ広海屋の主人は、居住坐臥、一刻一寸も警戒を忘れることは出来なかったので、とりわけ夜の居間や寝室は、念に念を入れたいかめしい用心ぶりだった。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
作例 · 標準
彼は株式投資で暴富を築いたが、すぐに全てを失ってしまった。
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宝くじで暴富を夢見る人は少なくない。
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「暴富もいいけど、地道に稼ぐのが一番だよ。」
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