節倹
せっけん
名詞動詞-サ変動詞-他動詞動詞-自動詞頻度ランク #33708 · 青空 99 例
標準
economy
文例 · 用例
駿河台の老婦人は、あわれ玉の輿に乗らせたまうべき御身分なるに、腕車に一人|乗の軽々しさ、これを節倹ゆえと思うは非なり。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
それでも先代の親仁と言うのが、もう唯今では亡くなりましたが、それが貴下、小作人ながら大の節倹家で、積年の望みで、地面を少しばかり借りましたのが、私庵室の背戸の地続きで、以前立派な寺がありました。
— 泉鏡花 『春昼』 青空文庫
香以は交肴一|籠を相撲等に贈って、これがために一月余の節倹をした。
— 森鴎外 『細木香以』 青空文庫
されば近江辺に古来今に至るまで田畑側に樹を多く植えあるは無用の至りとて浅智の者は大笑いするが、実は害虫駆除に大功あり、非常に費用を節倹するの妙法というべし。
— 南方熊楠 『神社合祀に関する意見』 青空文庫
が、その頃は極度に節倹だった自分は、四等を買ってしまった。
— 菊池寛 『天の配剤』 青空文庫
彼らは勤勉して今より多くの金を得んとするよりも、節倹して無益の冗費を省かんとするよりも、何らの労苦なしに偶然ある作用によりて安楽を得んことを求むるなり。
— 堺利彦 『面白き二個の広告』 青空文庫
」 二人は、浅野が小大名として、代々節倹している家風を知っていたし、内匠頭の勘定高い性質も十分知っていたので、「それで、結構でしょう」と、いうほかはなかったが、伊東出雲とて、少しも裕福でないのに、その伊東が千二百両かけたとしたら、御当家が七百両では少しどうかしらと、二人とも思っていた。
— 菊池寛 『吉良上野の立場』 青空文庫
アリストテレースは凡て徳は中庸にあるとなし、たとえば勇気は粗暴と怯弱との中庸で、節倹は吝嗇と浪費との中庸であるといった。
— 西田幾多郎 『善の研究』 青空文庫
作例 · 標準
将来の貯えのために、日々の生活で節倹に励んでいる。
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彼は非常に節倹な性格で、無駄遣いを一切しないことで有名だ。
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会社全体で節倹に努めた結果、経費を大幅に削減することができた。
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