尺縑
せっけん
名詞頻度ランク #33708 · 青空 0 例
標準
small amount of silk (i.e. only one foot of cloth)
文例 · 用例
小平さんはタオルをのけると、太い筆のようなもので、せっけんのあわを松吉の顔にぬり、かみそりで、ひたいぎわからそりはじめました。
— 新美南吉 『いぼ』 青空文庫
せっけん、紙に至るまで。
— 宮本百合子 『今日の日本の文化問題』 青空文庫
風呂あがりのせいか、安福せっけんの匂いが、肌にぷんぷん匂う。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
何と云う事もなく、せっけんの匂いをかいでいたら、フランスと云う国へ行ってみたいなと思う。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
疲れてへとへとで、洗濯せっけんもないのよ。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
松が四五本あって、その横に花王せっけんの広告。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
羊羹のミイラのような洗たくせっけんもある。
— 芥川龍之介 『水の三日』 青空文庫
景品はほうきと目笊とせっけんで一組、たわしと何とか笊と杓子で一組、下駄に箸が一膳で一組という割合で、いちばん割の悪いのは、能代塗の臭い箸が一膳で一組である。
— 芥川龍之介 『水の三日』 青空文庫
作例 · 標準
わずか一尺の尺縑であっても、当時の平民にとっては非常に高価なものだった。
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彼は手元に残った最後の尺縑を使い、娘のために小さな巾着を作った。
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古代の税として、布の一部である尺縑が納められることもあった。
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標準
unimportant painting
作例 · 標準
「これはプロが描いたものではない、ほんの尺縑に過ぎませんが、記念にどうぞ」
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彼の書斎には、名もなき絵師による尺縑がいくつか飾られていた。
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大した価値のない尺縑だと思っていたが、実は有名な画家の習作だった。
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