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切り詰め

きりつめ
名詞頻度ランク #35142 · 青空 0
1
標準
retrenchment
文例 · 用例
これなどは思い切って切り詰め、年代いじりなどは抜きにして綱領だけに止めたい。
寺田寅彦 アインシュタインの教育観 青空文庫
俳句を作る場合のおもなる仕事は不用なものをきり捨て切り詰めることだからである。
寺田寅彦 俳句の精神 青空文庫
発声映画としての「パリの屋根の下」のもう一つの特徴は、筋を運ぶための言葉をほとんど極端にまで切り詰め省略してしまったことである。
寺田寅彦 映画雑感(1) 青空文庫
専門家の僧は、人から寄附を受けて生命を支え、専ら修業に努力するのが生活の建前ですから、なるたけ寄附する人の負担を軽くするため、また、修業を妨げぬため、極力生活を切り詰めました。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
月に三度の公休日にも映画ひとつ見ようとせず、お茶ひとつ飲みにも行かず、切り詰め切り詰めた一人暮しの中で、せっせと内職のミシンを踏み、急ぎの仕立の時には徹夜した。
織田作之助 旅への誘い 青空文庫
放漫な財政の破綻もあって、財界に恐慌が襲い来たり、時の政治家によって財政緊縮が叫ばれ、国防費がひどく切り詰められた。
徳田秋声 縮図 青空文庫
どこでもそうだが、今の主人も、表の派手な人に引き換え、内に詰めるだけ詰める方で、夜座敷から帰って来ても、夜食に大抵|古沢庵の二|片か三片で、昼も、たまに小猫の食べるほどの鮭の切身の半分もつけば奢った方で、朝の味噌汁の冷え残りか、生揚げの一ひらで済ますという切り詰め方であった。
徳田秋声 縮図 青空文庫
午前中きり時間が無いと思ってかかる時には、又其の切り詰めた時間で出来る。
夏目漱石氏−収入−衣食住−娯楽−趣味−愛憎−日常生活−執筆の前後 文士の生活 青空文庫