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奢侈

しゃし
名詞形容動詞
1
標準
luxury
文例 · 用例
彼は学生に向っても、常に奢侈を戒めて質素を説き、生活を簡易化することの利得を説いた。
室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 小泉八雲の家庭生活 青空文庫
華麗と歓楽とを夢みるように、この雪白く、氷堅き北方の閉鎖から解かれて、南方の奢侈を、立ち姿や、寝像にまで現して、昼となく、夜となく、おそらく、千年も万年も、不断の進みをつづけているのだ。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
徳川、天保の改革に幕府から厳しい奢侈禁止令が出て女の髪飾りにもいわゆる金銀玳瑁はご法度であった。
岡本かの子 青空文庫
一方に於ては淫風の流行、奢侈、虚栄、無気力。
押川春浪 警戒すべき日本 青空文庫
屏風、衝立、御厨子、調度、皆驚くべき奢侈のものばかりであった。
幸田露伴 雪たたき 青空文庫
弟夫婦は年少きまま無益の奢侈に財を費し、幾時も経ざるに貧しくなりて、兄の許に合力を乞ひに来ければ、兄は是非なく銭十万を与へけるに、それをも少時に用ひ尽してまた合力を乞ひに来りぬ。
幸田露伴 印度の古話 青空文庫
雪に真珠を食に充て、真珠をもって手を暖むとせんか、含玉鳳炭の奢侈、蓋し開元天宝の豪華である。
泉鏡花 薄紅梅 青空文庫
増大する窮民はその一揆の口実に徳政を称え、亦奢侈の結果負債に窮した幕吏も、此の点に於て相応じたのである。
菊池寛 応仁の乱 青空文庫