貴賓
きひん
名詞
標準
noble visitor
文例 · 用例
これに反して驚くべく大きな見出しで出ているものの内で、知名の人の死に関する詳細な記事とか、外国から来た貴賓の動静とかはまだいいとしたところで、それらよりももっと今の新聞の特色として目立っているものは、この世の中にありとあらゆる醜悪な「罪」に関する詳細の記事である。
— 寺田寅彦 『一つの思考実験』 青空文庫
さはあれ式の日には、僧官たちも皆臨席せらるゝが上に、外國の貴賓も來べければ、さる戲はふさはしからず。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
ずっと歩いて行って見たら、空地に向った高いところに、満州国からの貴賓を迎えるため赤や緑で装飾された拡声機が据えつけてあって、そこから「年齢十六歳前後、住む込みで月給七円、住みこみで月給七円」と夕空に響いているのであった。
— 宮本百合子 『或る心持よい夕方』 青空文庫
金色燦然たる万国寝台車の貴賓食堂車内部。
— ――十四の場面―― 『安重根』 青空文庫
正面、改札口向うに、飴色に塗った貴賓車が雪と湯気に濡れて静止している。
— ――十四の場面―― 『安重根』 青空文庫
遠くの円形棧敷の貴賓席に、ぽつりと一人いる人の黒服と白髪の輪廓も鮮やかにこちらから見える。
— 宮本百合子 『待呆け議会風景』 青空文庫
その評判は、最近の來道貴賓なる後藤男爵、岡部子爵、伊藤大師、本願寺|法主に次いで、著明なものとなり、札幌、小樽、旭川、帶廣、函館等に於いては、直ぐ知らないものはないほどになつた。
— 放浪 『泡鳴五部作』 青空文庫
兵部卿の宮は左大臣家の賭弓の二次会、相撲の時の宴会などには出席されたことを思って、第一の貴賓として右大臣は御招待申し上げたのであったが、おいでにならなかった。
— 竹河 『源氏物語』 青空文庫
作例 · 標準
国の代表として、その貴賓は厳重な警備の中、空港に到着した。
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先日開催された国際会議には、各国から多くの貴賓が招かれていた。
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ホテルは、遠方から訪れる貴賓をもてなすため、最高の準備を整えていた。
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あの建物は、かつて外国の貴賓が滞在する迎賓館として使われていたそうだ。
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