中世
ちゅうせい
名詞頻度ランク #6927 · 青空 1307 例
標準
Middle Ages (in Japan esp. the Kamakura and Muromachi periods)
文例 · 用例
然しその海の上にも星変り、月変つて、――と茲で、私の目は漸く海を去つて、なんだか海と空との中間の奥といつた感じの方角に、過ぎ逝ける諸世紀が、黒光りする中世の武具の色をして、堵をなして潜んでゐるやうに感じられる。
— ――人と海―― 『海の詩』 青空文庫
飲食も、コーヒー、シトロン、紅茶などの近代的芳香の飲料と、阿倍川もち、力もち、葛湯、麦粉などの中世的粗野なる甘味が供給される。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
これとは関係はないが、次の頁の脚註に、中世の博物学書に記述されたウニコール捕獲法というのが書いてある。
— 寺田寅彦 『マルコポロから』 青空文庫
僕はこのアトリエから、いつも中世紀の版畫に見る「煉金學者の書齋」を聯想する。
— 萩原朔太郎 『歳末に近き或る冬の日の日記』 青空文庫
つまり中世乱離の頃は戦争と博奕といふものが密接な関係を有して居たのが、末代太平の世には山の祭と云ふものと博奕とが大きな関係を持つやうになつた。
— 幸田露伴 『侠客の種類』 青空文庫
しかしこれら哲学者の植え付けた種子が長い中世の冬眠期の後に、急に復興して現代科学の若葉を出し始めたのは、もちろん一般的時代精神の発現の一つの相には相違ない。
— 寺田寅彦 『量的と質的と統計的と』 青空文庫
中世のドイツを見るような気がしておもしろうございました。
— 寺田寅彦 『先生への通信』 青空文庫
その雪は、中世の、暗いお城の塀にも降り、大高源吾の頃にも降つた……幾多々々の孤児の手は、そのためにかじかんで、都会の夕べはそのために十分悲しくあつたのだ。
— 亡き児文也の霊に捧ぐ 『在りし日の歌』 青空文庫
作例 · 標準
この城は中世に築かれ、幾度も戦乱の舞台となった。
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日本の文学において、中世は独自の美意識が花開いた時代だ。
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中世には城塞都市が多く建設され、防衛機能が重視された。
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ウィキペディア
中世 は、狭義には西洋史の時代区分の一つで、古代よりも後、近代または近世よりも前の時代を指す。17世紀初頭の西洋では中世の観念が早くも定着していたと見られ、文献上の初見は1610年代にまでさかのぼる。
出典: 中世 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0