抱腹
ほうふく
名詞形容動詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
convulsions of laughter
文例 · 用例
言葉を換えていえば、田舎の人にも都会の人にも感興を起こさしむるような物語、小さな物語、しかも哀れの深い物語、あるいは抱腹するような物語が二つ三つそこらの軒先に隠れていそうに思われるからであろう。
— 国木田独歩 『武蔵野』 青空文庫
理智も、思索も、数学も、一切の教養の極致は、所詮、抱腹絶倒の大笑いに終る、としたなら、ああ、教養は、――なんて、やっぱりそれに、こだわっているのだから、大笑いである。
— 太宰治 『思案の敗北』 青空文庫
教養の、あらゆる道は、目的のない抱腹絶倒に通じて在るような気さえ致します。
— 太宰治 『古典風』 青空文庫
正真正銘の白紙だけだったので皆抱腹絶倒した。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
木仏、金仏を抱腹させ、石地蔵を絶倒させるに到っては正に湊屋仁三郎の日常茶飯事であった。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
彼等ノ大資本ヲ奪ハズシテ物價調節ヲ云フ如キハ抱腹スベキ空想政治ナリ。
— 北一輝 『日本改造法案大綱』 青空文庫
結構とか性格とか云う点からあれを見たならば抱腹するのが多いだろう。
— 夏目漱石 『作物の批評』 青空文庫
川柳の滑稽は人をして抱腹絶倒せしむるにあり。
— 正岡子規 『俳諧大要』 青空文庫
作例 · 標準
彼の語る失敗談があまりに滑稽で、一同は抱腹絶倒の渦に巻き込まれた。
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あの喜劇役者の絶妙な間と表情は、見る者を常に抱腹させる力を持っている。
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お腹を抱えて笑い転げる様子を、昔の人は抱腹という言葉で表した。
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