安楽
あんらく
名詞形容動詞頻度ランク #15504 · 青空 725 例
標準
comfort
文例 · 用例
小渋川よりも、川幅が狭くて、谷地が、かえって濶いだけに、徒渉の回数は少い、深山の渓流としては、先ず安楽な方で、小渋川や、槍ヶ岳の蒲田谷などとは、深さと、急と、嶮しさとにおいて、到底、比べられない。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
何処までも、自分の邸内にとどめて可哀想な乞食音楽師を安楽に暮らさせ様と心掛けました。
— 岡本かの子 『慈悲』 青空文庫
朝飯後書斎で手紙の返事、十時に助手のゴルドン出勤、その日の仕事の打合せ、午前中は大抵読書か書きもの、Phil. Mag. か Ann. d. Ph. が来ると安楽椅子で約半時間それに目を通してから書棚へ入れる。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
そうして、十一時から十二時頃までは安楽椅子でうたた寝をしてから寝室へ行くという不思議な癖があった。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
その側の安楽椅子によりかかって寝ているイサックの黒い顔に未来の文明が浮き出ていた。
— 吉行エイスケ 『地図に出てくる男女』 青空文庫
ということを言いたげに呉は、安楽椅子に、ポンと落ちこんでチューインガムをしがんでいる深沢をチラと見て、にたにたと笑った。
— 黒島伝治 『国境』 青空文庫
こんなことは長くつづく筈はないので、一万両の金を儲け出したらば、京都へ帰って田地でも買って、安楽に一生を暮らすつもりであったと式部は申し立てた。
— 女行者 『半七捕物帳』 青空文庫
家も、安楽椅子も、飾つきの卓も、蓄音機も、骨董や、金庫も、すべて、ナラズ者の南兵の掠奪に蹂躪されてしまうだろうと居留民たちは考えさせられた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日安楽について考えている。
安楽という言葉は日本語で重要だ。
彼は安楽の意味を理解している。
この文には安楽が含まれている。
ウィキペディア曖昧さ回避
安楽(あんらく)は、心身の苦痛や生活の苦労がないこと。また、各地の地名などにも見られる。
仏教
年号
- 安楽 (年号) — 隋末唐初の群雄、李軌が建てた私年号(618年 - 619年)
日本
- 関東
- 上野国(群馬県)山田郡安楽土村(あらと―)。幕府直轄領今泉村・村松村・堤村・本宿村からなった。後の桐生市安楽土町、現在の東
- 北陸
- 富山県小矢部市安楽寺
- 上記にあった城 — 安楽寺城
- 鹿児島県(日向国)
- 安楽川
- 志布志町安楽 — 鹿児島県志布志市の大字。旧志布志町安楽。安楽山宮神社の所在地
韓国
- 安楽洞 — 釜山広域市東萊区にある法定洞。行政洞は安楽1洞(安楽第1洞)・安楽2洞(安楽第2洞)に分かれる。
台湾
- 安楽区 — 台湾・基隆市の市轄区
中華人民共和国
- 安楽県(曖昧さ回避) — 中国各地にかつて存在した県
- 安楽街道 (ハルビン市) — 中国黒竜江省ハルビン市香坊区の街道弁事処
- 安楽街道 (洛陽市) — 中国河南省洛陽市洛竜区の街道弁事処
- 安楽鎮(曖昧さ回避) — 中国各地に存在する鎮
- 安楽郷(曖昧さ回避) — 中国各地に存在する郷
人名
関連項目
- 安楽駅 — 同名の複数の駅
- 安楽寺(安楽寺村) — 複数の寺院と地名
- 安楽から始まる記事一覧
出典: 安楽 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0