心底
しんそこ異読 しんてい
名詞頻度ランク #13816 · 青空 619 例
標準
bottom of one's heart
文例 · 用例
看護衣のまゝで抱かれるのは少しいやでもあつたけれど、心底可愛さうに抱いてるのにそんなことも云へなかつた……」と、母の話はマストの次には岡宮さんである。
— ――世の母びと達に捧ぐ―― 『一つの境涯』 青空文庫
旦那さまだとて金滿家の息子株が藝人たちに煽動られて、無我夢中に浮かれ立つとは事が違ふて心底おもしろく遊んだのではありますまい、いはゞ疳癪抑へ、憂さ晴らしといふやうな譯で、御酒をめし上つたからとて快くお醉ひになるのではなく、いつも蒼ざめた顏を遊ばして、何時も額際に青い筋が顯はれて居りました。
— 樋口一葉 『この子』 青空文庫
時代に適応するつもりで骨を折って新しがってみても、鼻にしみ込んだこの引き出しのにおいが抜けない限り心底から新しくなりようがない。
— 寺田寅彦 『藤棚の陰から』 青空文庫
仙子氏はその心底に本當の藝術家の持たねばならぬ誠實を持つてゐた。
— 有島武郎 『水野仙子氏の作品について』 青空文庫
全体こんなにおれの悪口をよろこんで笑ふのはみんなが一人も密造をしてゐないのか、それともおれの心底がわかってゐるのか、どうも気味が悪い、よしもう一つだけ山をかけて見ようと思って最後にコップの水を一口のんでできる丈け落ち着いて斯う云ひました。
— 宮沢賢治 『税務署長の冒険』 青空文庫
お前たちの心底は見届けた。
— 一幕 『饑餓陣営』 青空文庫
渠らが十年語りて尽くすべからざる心底の磅※は、実にこの瞬息において神会黙契されけるなり。
— 泉鏡花 『義血侠血』 青空文庫
だが、復一にはまだ何か焦々と抵抗するものが心底に残っていて、それが彼を二三歩真佐子から自分を歩き遅らせた。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
作例 · 標準
彼の言葉は、心底からの感謝の気持ちを表していた。
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この失敗は、心底残念に思っています。
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彼女の笑顔は、心底からの喜びを物語っていた。
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標準
from the bottom of one's heart
作例 · 標準
心底からそう思っているなら、行動で示してほしい。
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あの時の出来事を、私は心底忘れることができない。
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子供は、大人を心底信頼している様子だった。
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ウィキペディア
心底 とは心臓の円錐部の底面。脊椎動物の心臓の外形は倒立円錐形であり、その円錐の底面を心底、尖端を心尖と呼ぶ。心底は第一肋骨中央を通る水平面に位置する。
出典: 心底 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0