建前
たてまえ
名詞頻度ランク #8961 · 青空 227 例
標準
face
文例 · 用例
何時自分が東京を去ったか、何処を指して出たか、何人も知らない、母にも手紙一つ出さず、建前が済んで内部の雑作も半ば出来上った新築校舎にすら一|瞥もくれないで夜|窃かに迷い出たのである。
— 国木田独歩 『酒中日記』 青空文庫
何時自分が東京を去ったか、何処を指して出たか、何人も知らない、母にも手紙一つ出さず、建前が済んで内部の雑作も半ば出来上った新築校舎にすら一瞥もくれないで夜窃かに迷い出たのである。
— 国木田独歩 『酒中日記』 青空文庫
専門家の僧は、人から寄附を受けて生命を支え、専ら修業に努力するのが生活の建前ですから、なるたけ寄附する人の負担を軽くするため、また、修業を妨げぬため、極力生活を切り詰めました。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
二 敵となり味方となるのはまだ縁のある方だとするのが大乗仏教の建前です。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
一度あるだけだとする側の主張は、兎に角今まで私たち有限的な個人の建前で生きて来たものを、無限的な存在の現れとして改めて自覚し直すのだから、人生の歩みとして全然方向転換である。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
生業として乞食をやっているが、警察の取り締まりを逃れようと、建前では蝋マッチのちょっとした商いをやっていることになっている。
— THE MAN WITH THE TWISTED LIP 『唇のねじれた男』 青空文庫
学問思弁の道に切磋琢磨の努力を重ねるのが聖学の建前である。
— 幸田露伴 『一貫章義(現代訳)』 青空文庫
建前の工合でせうか。
— 鈴木三重吉 『桑の実』 青空文庫
作例 · 標準
彼は会議の席で建前ばかりを述べ、実際には何を考えているのか本心を見せようとしなかった。
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社会人として円滑に人間関係を築くためには、本音と建前を上手く使い分ける知恵も必要だ。
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「それはあくまで対外的な建前でしょう? 実際のところ、予算はどれくらい確保できるんですか」
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標準
ceremony for the erection of the framework of a house
作例 · 標準
ようやく家の骨組みが完成し、今日は青空の下で親戚や近所の人を招いて建前のお祝いをした。
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建前の儀式の後、施主は職人たちの労をねぎらい、感謝の印として仕出し弁当を振る舞った。
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「明日は待ちに待った建前だ。屋根から餅をまくから、袋を持って集まっておくれよ」
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