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草堂

そうどう
名詞
1
標準
thatched hut
文例 · 用例
この不自然さが二峰を人工の庭の山のように見せ、その下のところに在る藁葺の草堂|諸共、一幅の絵になって段々近づいて来る。
岡本かの子 東海道五十三次 青空文庫
そうして、大野ともいわず、九郎兵衛とも名乗らず、単に遊謙と称する一個の僧となって、小さい草堂を作って朝夕に経を読み、傍らには村の子供たちを集めて読み書きを指南していた。
岡本綺堂 磯部の若葉 青空文庫
日頃懇意の友情こまやかなる中ならば、干戈弓鉄砲の地へ踏込む前に当って、床の間の花、釜の沸音、物静かなる草堂の中で風流にくつろぎ語るのは、趣も深く味も遠く、何という楽しくも亦嬉しいことであろう。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
人界に降ること稀なる歌苑の神も、この夜のみは、いといつくしく我が草堂に宿りつらめ、と。
石川啄木 閑天地 青空文庫
春風は既に予が草堂の簷を吹いた。
薄田泣菫 艸木虫魚 青空文庫
「わたくしは最後に『閲微草堂筆記』を受持つことになりましたが、これは前の『子不語』にまさる大物で、作者は観奕道人と署名してありますが、実は清の紀は号を暁嵐といい、乾隆時代の進士で、協弁大学士に進み、官選の四庫全書を作る時には編集総裁に挙げられ、学者として、詩人として知られて居ります。
閲微草堂筆記(清) 中国怪奇小説集 青空文庫
この著作は一度に脱稿したものではなく、最初に『陽続録』六巻を編み、あわせて二十四巻に及んだものを集成して、『閲微草堂筆記』の名を冠らせたのでありまして、実に一千二百八十二種の奇事異聞を蒐録してあるのですから、とても一朝一|夕に説き尽くされるわけのものではありません。
閲微草堂筆記(清) 中国怪奇小説集 青空文庫
そうして、大野とも云わず、九郎兵衛とも名乗らず、単に遊謙と称する一個の僧となって、小さい草堂を作って朝夕に経を読み、かたわらには村の子供たちを集めて読み書きを指南していた。
岡本綺堂 綺堂むかし語り 青空文庫
作例 · 標準
山奥にひっそりと佇む草堂は、隠者の住処だった。
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