資本
しほん
名詞頻度ランク #1370 · 青空 3229 例
標準
funds
文例 · 用例
なぜなら、日本の文学者等は、彼等の翻案化された似而非の自然主義文化や、似而非のレアリズム文学を以て、自から外国思潮のそれと同列させ、資本主義末期の近代文学を以て自任しつつ、笑止にも得意でゐるからである。
— 萩原朔太郎 『詩の翻訳について』 青空文庫
「たとえ、お前が裁判所に持ち出したって、こっちは一億円の資本を擁する大会社だ。
— 葉山嘉樹 『浚渫船』 青空文庫
彼女は、資本主義のアルコールで元気をつけて歩き出した。
— 葉山嘉樹 『労働者の居ない船』 青空文庫
いくら資本主義の統治下にあって、鰹節のような役目を勤める、プロレタリアであったにしても、職業を選択する権利丈けは与えられているじゃないか。
— 葉山嘉樹 『労働者の居ない船』 青空文庫
けれども、地上に資本主義の毒が廻らぬ隈もないように、彼の心臓も、コレラ菌のために、弱らされていた。
— 葉山嘉樹 『労働者の居ない船』 青空文庫
船がつくと、どんな島でも、資本主義にその生命を枯らされていることが暴露されるからであった。
— 葉山嘉樹 『労働者の居ない船』 青空文庫
設計者が日本に地震という現象のあることをつい忘れていたか、それとも設計を註文した資本家が経済上の都合で、強い地震の来るまでは安全という設計で満足したのかもしれない。
— 寺田寅彦 『静岡地震被害見学記』 青空文庫
固より資本と称する程の貯あるにあらず、人の好意と精神と勉強との三者をたよりの事業である。
— 伊藤左千夫 『家庭小言』 青空文庫
作例 · 標準
新しいカフェをオープンするために、コツコツ貯めた貯金をすべて資本に充てた。
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どんなに優れた技術があっても、事業を継続するための資本が足りなければ成功は難しい。
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会社を設立する際、大学時代の友人たちからも出資してもらい十分な資本を確保した。
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ウィキペディア
資本 とは、事業活動などの元手のことである。また、主流派経済学における生産三要素のひとつ、マルクス経済学においては自己増殖する価値の運動体のこと、あるいは会計学や法学における用語である。
出典: 資本 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0