占者
せんしゃ異読 せんじゃ・うらないしゃ・うらないじゃ
名詞多音語
標準
fortune teller
文例 · 用例
そしてめくらのジャンのほうは卜占者になり、ちんばのピエールのほうは巡礼になりました。
— 有島武郎 『かたわ者』 青空文庫
ジャンは卜占者にふさわしいようなものものしい学者めいた服装をし、目明きには見えないものが見え、目明きには考えられないものが考えられるとふれて回って、聖マルティンのおるすをあずかる予言者だと自分からいいだしました。
— 有島武郎 『かたわ者』 青空文庫
村中は火事場の騒ぎ、御本宅は寂として、御経の声やら、咳やら……」 十四「占者が卦を立てて、こりゃ死霊の祟がある。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
私が占ひに観て貰つた時消えぬホクロ牧野信一 自分からすゝんで占ひを観て貰つたことはないが、十七八歳の頃祖母が突然小生の面上のほくろを気にしはぢめて、占ひ者に謀り、何れと何れとを抹殺すべきかと二三を指摘し、さて占者は小生を静座せしめて、はたとその面を睨めて物凄い声で気合ひをかけた。
— 消えぬホクロ 『私が占ひに観て貰つた時』 青空文庫
一九一六年版ホワイトヘッドの南印度村神誌六〇頁)パンジャブのシァルコット砦を築くに東南の稜堡が幾度も崩れたので、占者の言に據り寡婦の獨り子の男兒を牲にした。
— 南方熊楠 『人柱の話』 青空文庫
妾は南の国で名高い女の占者で、今年で丁度八百八十歳になりますが、まだ一度も嘘を云った事は御座いませぬ。
— 夢野久作 『白髪小僧』 青空文庫
妾はこの国第一の年寄りで、又この国第一の占者なので御座いますもの。
— 夢野久作 『白髪小僧』 青空文庫
役者、蔭間、力士、その他の芸人、占者、祈祷師、絵草紙、薬種、化粧品の行商人等の中にこの種の商売人が居たのであるが、今ではずっとこの範囲が広まっている。
— 夢野久作 『東京人の堕落時代』 青空文庫
作例 · 標準
「占者によると、今日の運勢は最高だそうだ。」と友人が興奮気味に教えてくれた。
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祭りの日、境内の片隅には、小さなテントを張った占者が何人かいた。
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彼女は、人生の重要な決断をするたびに、信頼している占者に相談する。
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