心配り
こころくばり
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #35085 · 青空 20 例
標準
exerting care
文例 · 用例
内心恐れをなしながらよく見ると、これも主人翁の心配りであったろうか。
— 夢野久作 『お茶の湯満腹談』 青空文庫
それが同じ家庭内で、相当の歳(独立する年齢)までともに暮すのですから、互いの間によほどしっかりした心配りがないと、易きについて堕落してしまいます。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
荷物の中には何んでもないことで、然し妻でなかったら、やはり気付かないような細かい心配りの分るものが入っていた。
— 小林多喜二 『蟹工船』 青空文庫
年末などはことに対の女王が忙しくていっさいの心配りのほかに、女御、宮たちのための春の仕度に追われて、「春ののどかな気分になった夕方などにこの琴の音をよくお聞きしたい」 などと言っていたが年も変わった。
— 若菜(下) 『源氏物語』 青空文庫
もちろん、エレクトロニクスにもコンピューターにも素人同然のタケシがどうにかこうにか『マイコン基礎講座』を読み進むことができたのは、著者の能力と細かな心配り、そして何よりもTK―80がコンピューターとして見れば超貧弱なマシンであったことにつきよう。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
」「今日はお父様珍しいのね」「ああ」 泰造は宏子の片方の腕をとって自身は道の外側を暫くだまって歩いていたが、やがて、「丁度いいところで逢ったから話すがね」 おだやかな、圧しつけるところのない、寧ろ心配りで愁わしげな調子さえ響く声で云った。
— 宮本百合子 『海流』 青空文庫
そしてこういう表現をとる生活への心配りが、やはりこの天分ゆたかな婦人画家の努力の一面となって、今日あらしめているところに女の生活への伝統の力がうかがわれる。
— 宮本百合子 『「青眉抄」について』 青空文庫
そういう心配りはしかし実際は不必要なのである。
— 中谷宇吉郎 『実験室の記憶』 青空文庫
作例 · 標準
相手への細やかな心配りは、円滑な人間関係を築く上で不可欠だ。
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「いつも温かい心配り、本当にありがとうございます!」と参加者は感謝を伝えた。
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彼女の心配りは、まるでプロのコンシェルジュのようだった。
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