残骸
ざんがい
名詞頻度ランク #25123 · 青空 252 例
標準
ruins
文例 · 用例
これらの不幸な人々のうちのきわめて少数なあるものだけは、微塵に砕けた残骸から再生する事によって、始めて得た翼を虚空に羽搏きする。
— 寺田寅彦 『厄年と etc.』 青空文庫
土蔵もみんな焼け、所々煉瓦塀の残骸が交じっている。
— 寺田寅彦 『震災日記より』 青空文庫
暗礁に乗りあげた駆逐艦の残骸は、山へあがって見ると干潮時の遠い沖合に姿を現わしていることがあった。
— 梶井基次郎 『海 断片』 青空文庫
この山には古代の微生物の残骸が土のようになって、戸隠山へ寄った方に存する処がある。
— 幸田露伴 『魔法修行者』 青空文庫
一九〇〇年に、もう一度そこへ行ってこの旧河床の地図を作り、これが昔のタリムの残骸である事を結論した。
— 寺田寅彦 『ロプ・ノールその他』 青空文庫
それが役目を果たしたおしべの残骸らしく思われる。
— 寺田寅彦 『沓掛より』 青空文庫
牛や豚の残骸はあれでも自然の断片である。
— 寺田寅彦 『写生紀行』 青空文庫
たとえば燃え尽くした残骸の白い灰から火が燃え出る、そうしてその火炎がだんだんに白紙や布切れに変わって行ったりする。
— 寺田寅彦 『映画の世界像』 青空文庫
作例 · 標準
高速道路の事故現場には、大破した車の残骸が無残に散らばっていた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
巨大な鯨の骨の残骸が砂浜に横たわり、自然の営みの厳しさを感じさせる。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
解体工事が進むビルの残骸から、かつての住人たちの生活の片鱗が垣間見えた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview