政綱
せいこう
名詞
標準
political principle, policy or platform
文例 · 用例
丁度、その時、梁田政綱が放った斥候が、沓掛方面から帰って、「義元は今から大高に移ろうとして桶狭間に向った」旨を報じた。
— 菊池寛 『桶狭間合戦』 青空文庫
政綱、信長に奨めるには義元今までの勝利に心|驕って恐らくは油断して居ることだろうから、この機を逃さず間道から不意を突けば義元の首を得るであろうと。
— 菊池寛 『桶狭間合戦』 青空文庫
今まで駄々をこねて居た信長は流石名将だけに、直に政綱の言に従って善照寺には若干兵を止め旗旌を多くして擬兵たらしめ、自らは間道より田楽狭間に向って進んだ。
— 菊池寛 『桶狭間合戦』 青空文庫
この『仕置』を読んで行くと、この献身的の政治家が七カ年の間に制度を改め政綱を張り農務を起し山林を開き島津氏の征伐後の財政を整理するに、人並ならぬ働きをなしたことが能くわかります。
— 伊波普猷 『琉球史の趨勢』 青空文庫
ルーズヴェルトの時代、同じ民主党に属していても保守的な南部諸州の見解をおもんばかって副大統領とされていたトルーマンはもとより共和党と同じブルジョア政党の立場だから、独自の政綱というものはなかった。
— ――大統領選挙の感想―― 『現代史の蝶つがい』 青空文庫
采女の制度のまだ厳重な時代であつたから、故左大臣の子として、役こそはまだ低かつたが、人の思はくの重々しい位置にあつたに拘らず、政綱粛正の為か、藤原氏の一流人物の急死から、他氏を恐れた政略かの犠牲として、辺土に遣られたものと思はれる。
— 折口信夫 『相聞の発達』 青空文庫
彼が政綱もまた然り、彼は倹約を以て、唯一の政綱となし、これを実行するにおいては、殆んど幕府の全力を賭するをも、自個の生命を擲つも敢て顧慮せざりき。
— 徳富蘇峰 『吉田松陰』 青空文庫
第五舊自由黨の政綱主義及び組織は、總べて侯の理想と合致せず。
— 鳥谷部春汀 『明治人物月旦(抄)』 青空文庫
作例 · 標準
選挙を前に、各政党が競うように新しい政綱を発表した。
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党の政綱に反するような勝手な行動は、厳しく制限されるべきだ。
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有権者は候補者の人柄だけでなく、掲げられた政綱もしっかりと比較検討する。
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