無心
むしん
名詞名詞-の形容詞形容動詞頻度ランク #25812 · 青空 1634 例
標準
innocence
文例 · 用例
」妹は、無心のようでございます。
— 太宰治 『葉桜と魔笛』 青空文庫
自分は父の机の前に足と投出したままで無心に華車な浴衣の後姿から白い衿頸を見上げた時、女は肩越しにチラと振り向いたと思う間に戸をはたとしめた。
— 寺田寅彦 『やもり物語』 青空文庫
ノックは、無心に、つづけられる。
— 太宰治 『音に就いて』 青空文庫
なんとかして、無心に書ける境地まで行きたい。
— 太宰治 『義務』 青空文庫
此處で畫架を立てゝ二時間餘りを無心に過した。
— 寺田寅彦 『寫生紀行』 青空文庫
室生犀星の抒情詩は、あの無心な小學一年生が舌で鉛筆の心を嘗めつけながら、紙の上にごしごしと書いてゐるところの、あの片假名の作文を思ひ出させる。
— 萩原朔太郎 『室生犀星君の人物について』 青空文庫
この淵の無心な気持ちになっていれば世間がどう変りこっちにどう仕向けようと、余悠綽々なのだ。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
私は無我無心でぼんやりしていた。
— 寺田寅彦 『浅草紙』 青空文庫
作例 · 標準
泥んこになって遊ぶ子供たちの無心な笑顔に、心が洗われた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
彼はただ無心に、家族の病気平癒を祈って手を合わせた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
芸術家は、作為を捨てて無心の境地で筆を走らせた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
標準
mind free of obstructive thoughts
作例 · 標準
弓道において、的中させる欲を捨てて無心になることは難しい。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
雑念を払い、無心の状態で瞑想にふける。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
彼は無心で木像を彫り続け、気づけば外が明るくなっていた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
標準
insentient
作例 · 標準
無心の石や草木にも、仏性が宿っているという教えがある。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
科学的な視点で見れば、植物は無心の存在として扱われることが多い。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
無心の自然界に対して、人間はあまりに多くの意味を求めすぎる。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
標準
pestering (someone for money, etc.)
作例 · 標準
「悪いけど、また少しだけ金を無心させてくれないか?」
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
彼は働こうともせず、老いた両親に小遣いを無心し続けている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
昔の教え子から、寄付を無心する手紙が突然届いた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
ウィキペディア曖昧さ回避
無心(むしん) 字義通り、心(こころ)が無いこと。有心の対義語。 俗念・邪念がない、素直な状態のこと。 他人の迷惑を顧みずに頼むこと。特に金銭の要求。 思慮分別がないこと。いわゆる無神経と言われるような様子のこと。 情緒を解する心がないこと。 和歌に対する狂歌のこと。 連歌のうち、機知・滑稽を重んじる無心連歌の略。俳諧連歌。これに対して情緒を重んじる連歌は有心連歌または和歌的連歌。 字義通り、心(しん)が無いこと。有心の対義語。 数学において、中心が一つでないこと。中心が一つであれば有心という。二次曲面#標準形参照。 金属加工などにおいて、中心軸を固定しないこと。センターレス(センタレス)とも。無心研削・無心研磨などがある。具体的には心なし研削盤など。
出典: 無心 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0