思慮
しりょ
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #19258 · 青空 1117 例
標準
prudence
文例 · 用例
思慮分別の深い結納のお使者は、ひどく酔いました、これは、ひどく酔いました、と言いながら、紋附羽織と白足袋をまた風呂敷に包んで持って、どうやら無事に、会津藩士の邸宅から脱れ出ることが出来たのである。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
人々は皆卑屈になつてもう卑屈が卑屈とみえないで、寧ろ思慮あることのやうに考へられるといふふうにまでなつてゐる。
— 中原中也 『生と歌』 青空文庫
尤も現在の我が国では、その卑屈を思慮あることのやうに考へる人さへ、僅少なのであつて、他の人達は考へるといふことそのことをだにしないのである。
— 中原中也 『生と歌』 青空文庫
言語動作は重々しく、思慮分別も十分の如くに見える。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
女は思慮分別も融けるような男の息吹きを身体に感じた。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
年をとっての後の考えから言えば、あアもしたらこうもしたらと思わぬこともなかったけれど、当時の若い同志の思慮には何らの工夫も無かったのである。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
そして對手がそのプランを好むと好まないとは、全く思慮に入れないのである。
— 萩原朔太郎 『田端に居た頃』 青空文庫
そこには思慮も、知慧もなかった。
— 梶井基次郎 『不幸』 青空文庫
作例 · 標準
重要な決断を下すには、十分な思慮が必要だ。
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彼女は思慮深い人物で、どんな時も冷静に対処する。
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若いうちは、思慮に欠ける行動をしてしまうこともある。
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