行高
ぎょうこう
名詞
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文例 · 用例
上野發七時十分、小山行高崎※り。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
そうすると日田の御金奉行は、その日田金を手蔓にして諸大名のお納戸金の遣繰りを初めとして、知行高の裏表、兵糧の貯蔵高まで立入ってコト明細に探り出す。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
うしろに嶮しい山を控えて、屋敷はさすがに知行高二千八百石の名に恥じない御陣屋風の広大もない構えでした。
— 日光に現れた退屈男 『旗本退屈男 第八話』 青空文庫
知行高もじきふえよう、持参金も千や二千はというんで、なにごとも家門のためだ、器量三年、気心一生、ましてやお嬢さまがお見そめとあれば一生おまえをなめるほどおかわいがりくださるんだから、喜んでお受けしろとばかり、おためごかしをいって、いやがるのをむりやりかってに結納まで取りかわしたんですよ。
— 闇男 『右門捕物帖』 青空文庫
去年十二月下旬日本銀行の紙幣発行高は、凡そ二〇〇〇億円であった。
— ――一九四八年のメーデー―― 『正義の花の環』 青空文庫
して見ると物価騰貴は根本的には生産力と公債発行高乃至予算実施高との関係に抽象され得るようにも思われるのだが、とに角、少なくとも小商人其の他がボルことに基くと考えることは出来ない。
— 戸坂潤 『挙国一致体制と国民生活』 青空文庫
学校の名誉は学科の高尚なると、その教法の巧みなると、その人物の品行高くして、議論の賤しからざるとによるのみ。
— 福沢諭吉 『学問のすすめ』 青空文庫
〔序に申添へるが、新に崩御された君上を、大行皇帝とか大行天皇とか稱するのは、生前に徳行高い方で、やがて大名――美しい諡――を受くべき方といふ意味である。
— 桑原隲藏 『秦始皇帝』 青空文庫