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朝市

あさいち
名詞頻度ランク #28558 · 青空 48
1
標準
morning market
文例 · 用例
それから朝市の大きな西瓜、こいつはごろごろして台へ載りにくかったのをようやくのせると、神様へ尻を向けているのは不都合じゃと云い出してまた据え直す。
寺田寅彦 青空文庫
曳いて來たは空車で、青菜も、藁も乘つて居はしなかつたが、何故か、雪の下の朝市に行くのであらうと見て取つたので、なるほど、星の消えたのも、空が淀んで居るのも、夜明に間のない所爲であらう。
泉鏡花 星あかり 青空文庫
透かして見れば帳場があって、その奥から、大土間の内側を丸太で劃った――(朝市がそこで立つ)――その劃の外側を廻って、右の権ちゃん……めくら縞の筒袖を懐手で突張って、狸より膃肭臍に似て、ニタニタと顕われた。
泉鏡花 古狢 青空文庫
曳いて来たは空車で、青菜も、藁も乗って居はしなかったが、何故か、雪の下の朝市に行くのであろうと見て取ったので、なるほど、星の消えたのも、空が淀んで居るのも、夜明に間のない所為であろう。
泉鏡花 星あかり 青空文庫
大隠は朝市に隠る、と。
太宰治 黄村先生言行録 青空文庫
向って鳥居から町一筋、朝市の済んだあと、日蔽の葭簀を払った、両側の組柱は、鉄橋の木賃に似て、男も婦も、折から市人の服装は皆黒いのに、一ツ鮮麗に行く美人の姿のために、さながら、市松障子の屋台した、菊の花壇のごとくに見えた。
泉鏡花 南地心中 青空文庫
目指す博物館を目の前にして、聖堂を見上げるベンチに腰を下ろし、しばらく朝市の賑わいを味わいました。
富田倫生 本の未来 青空文庫
朝市に出るものは出、一軒一軒裏口から「おかみさん」と云って廻って歩くものは歩く。
小林多喜二 不在地主 青空文庫
作例 · 標準
朝市の例文
ウィキペディア

朝市(あさいち)とは、日曜日等の早朝に一か所に集まり、持ち寄った農産物や加工品などを売買する定期市(または不定期市)。

出典: 朝市 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0