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声聞

しょうもん
名詞
1
標準
sravaka (disciple of Buddha)
文例 · 用例
秋の日は、干物の匂ひがするよ干物の、匂ひを嗅いで、うとうとと秋蝉の鳴く声聞いて、われ睡る人の世の、もの事すべて患らはし匂を嗅いで睡ります、ひとびとよ、秋の日は、干物の匂ひがするよ
中原中也 干物 青空文庫
むせび泣きの声聞え初めて断続の言葉その事とも聞わき難く、半かかげし軒ばの簾、風に音する夕ぐれ淋し。
樋口一葉 うつせみ 青空文庫
昨日の栄華に引替えて娘は明暮不幸を喞ち、我も手酷く追使わるる、労苦を忍びて末々を楽み、たまたま下枝と媾曳してわずかに慰め合いつ、果は二人の中をもせきて、顔を見るさえ許さざれば垂籠めたる室の内に、下枝の泣く声聞く毎に我は腸を断つばかりなりし。
泉鏡花 活人形 青空文庫
―― とばかりで、二声聞いたように思っただけで、何の気勢もしない。
泉鏡花 伯爵の釵 青空文庫
内より女の声聞こゆ。
木下杢太郎 南蛮寺門前 青空文庫
やや落着く時、耳のなかにものの聞ゆるが、しばし止みたるに、頭上なる峰の方にて清き謡の声聞えたり。
泉鏡花 照葉狂言 青空文庫
内には言い争うごとき声聞こえしが、また静かになりて戸は再びあきぬ。
森鴎外 舞姫 青空文庫
この時恐ろしい叫声が二声聞えた。
ROSEN 薔薇 青空文庫
作例 · 標準
仏陀の教えを直接聞いた声聞たちは、その真理を広める役割を担った。
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大乗仏教では、声聞よりも菩薩の境地を目指すことが重視される。
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声聞の修行は、自己の解脱を目指す道として説かれた。
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2
標準
adherent of Hinayana Buddhism
作例 · 標準
当時の仏教徒の中には、声聞として修行を積む者もいた。
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彼は、声聞の立場から仏教の教義を解説しようとした。
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部派仏教(声聞仏教)の思想は、その後の仏教発展に大きな影響を与えた。
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ウィキペディア

声聞 とは、仏教用語で、次の2つの意味がある。仏陀の教えを聞く者、仏陀の声を聞いた者の意で、仏の教えを聞いてさとる者や、教えを聞く修行僧、すなわち仏弟子を指す。 声聞を、縁覚・菩薩と並べて二乗や三乗の一つに数えるとき、本来のブッダの教えに従って輪廻からの解脱と涅槃を目的とする出家者のことを指し、四諦の教えによって修行し無余涅槃(二度と生まれ変わらないこと)を目的とする人のことを意味する。後発の宗派である大乗仏教の側からは「利他行を行わず、己一人のみが苦から逃れる利己的なもの」だと批判を受けた。

出典: 声聞 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0