阿羅漢
あらかん
名詞
標準
arhat
文例 · 用例
其の中から一體私に分けられた阿羅漢の像がある。
— 泉鏡太郎 『松の葉』 青空文庫
爾の求むるところは、阿羅漢も辟支仏もいまだ求むる能わず、また求めんともせざるところじゃ。
— 中島敦 『悟浄出世』 青空文庫
同卷七八一頁に、昔ホラオロキア城に毎夜光を放つ栴檀の大佛像が有たのを、住民驕奢にして尊ばず、時に一阿羅漢有り來て之を拜せしを、住民怒て砂に埋め其唇に達す。
— 南方熊楠 『詛言に就て』 青空文庫
阿羅漢脱れ去るにめ住民皆死ぬが、汝一人は助かるべしと。
— 南方熊楠 『詛言に就て』 青空文庫
活きた阿羅漢ですな。
— 森鴎外 『寒山拾得』 青空文庫
例せば阿那律すでに阿羅漢となって、顔容美しきを見て女と思い、犯さんとしてその男たるを知り、自らその身を見れば女となりおり、愧じて深山に隠れ数年帰らず。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
初めに金剛座上で説法し九十六億人阿羅漢を得、二会と三会に城外の華林園で説法し、九十四億と九十二億の人が阿羅漢となる。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
その時梵王天の香油を以て大迦葉尊者の身に灌ぎ、大国の出定阿羅漢同様の芸当を演じ、自ら火化する骨を弥勒が拾うて塔婆を立つるという未来記だが、五十六億七千万年後のこと故信ずるにも足らねば疑うも気が利かぬ。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日阿羅漢について考えている。
阿羅漢という言葉は日本語で重要だ。
彼は阿羅漢の意味を理解している。
この文には阿羅漢が含まれている。