久遠
くおん異読 きゅうえん
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #42073 · 青空 108 例
標準
eternity
文例 · 用例
そして今、既に歳月の過ぎた後の、同じ春の日に感ずるものは、その同じ昔ながらに、宇宙のどこかに実在しているかも知れないところの、自分の心の故郷であり、見たこともないところの、久遠の恋人への思慕である。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
過去より來りて未來を過ぎ久遠の郷愁を追ひ行くもの。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
久遠に輪※を斷絶するもああかの荒寥たる平野の中日月我れを投げうつて去り意志するものを亡び盡せり。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
あなたが、山の神の眷属としてわたくしを、ただ眷属中での褒められ者として育つのを望んだ娘は、この福慈岳に籠れる選まれた偉大ないのちの中に綯い込められ、いまや天地大とも久遠劫来のものとなってしまいました。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
この五百年の間に皮相な慾望で塗り籠められた人間の久遠の本能慾が、どうして鬱積せずにいるものぞ。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
久遠の真実、覆い難い慾望、人間として、火も焼く能わず水も溺らすことの出来ない肉身を得ん為めの願いを再びこの現実の天地に取戻さん為めにここに叫び叫ぶもののように思えて来た。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
久遠のひと 佛陀よ!
— 萩原朔太郎 『定本青猫』 青空文庫
動かざる、久遠の真理を、いますぐ、この手で掴みたかった。
— ――当りまえのことを当りまえに語る。 『もの思う葦』 青空文庫
ウィキペディア曖昧さ回避
久遠 (くおん、きゅうえん、ひさとお)
普通名詞
曲名
- 久遠 (宮野真守の曲) — 2007年発売の宮野真守のCDシングル
- 久遠(くおん) — ジャンプスクエアにて連載中の『この音とまれ!』に登場した作中オリジナル箏曲。実際に楽曲に書き起こされた。
商品名
- UD・クオン — UDトラックスが製造販売する大型トラックの通称名
出典: 久遠 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0