常磐
ときわ
名詞-の形容詞名詞頻度ランク #35568 · 青空 286 例
標準
everlasting
文例 · 用例
甲斐山岳会長若尾金造氏が待ち受けて、一とまず常磐町の同氏邸宅前まで、自動車で伴い行かれ、ここで弁当などを積み込み、大沢照貞氏と、田富小学校長|輿石正久氏が加わり、自動車で八ヶ岳の高原へと走らす。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
邸宅の後ろは常磐木の密林へ塀一つで、庭の続きになっていた。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
ともするとまた常磐木が落葉する、何の樹とも知れずばらばらと鳴り、かさかさと音がしてぱっと檜笠にかかることもある、あるいは行過ぎた背後へこぼれるのもある、それ等は枝から枝に溜っていて何十年ぶりではじめて地の上まで落ちるのか分らぬ。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
一たびこのところ決潰せむか、城の端の町は水底の都となるべしと、人々の恐れまどいて、怠らず土を装り石を伏せて堅き堤防を築きしが、あたかも今の関屋少将の夫人姉上十七の時なれば、年つもりて、嫩なりし常磐木もハヤ丈のびつ。
— 泉鏡花 『龍潭譚』 青空文庫
○外濠は神田堀より入りて、右すれば神田橋一ツ橋|雉子橋下を経て俎橋下に至り、いはゆる飯田川となりて堀留に窮まり、左すれば常磐橋その他の下に出づべし。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
霜枯れ時だのに、美しい常磐木の緑と、青玉のような水の色とが古びた家の黄や赤や茶によくうつります。
— 寺田寅彦 『先生への通信』 青空文庫
……濃き薄き、もみぢの中を、霧の隙を、次第に月の光が添つて、雲に吸はるゝが如く、眞蒼な空の下に常磐木の碧きがあれば、其處に、すつと浮立つて、音もなく玉散す。
— 泉鏡太郎 『魔法罎』 青空文庫
石を、青と赤い踵で踏んで抜けた二頭の鬼が、後から、前を引いて、ずしずしずしと小戻りして、人立の薄さに、植込の常磐木の影もあらわな、夫人の前へ寄って来た。
— 泉鏡花 『怨霊借用』 青空文庫
作例 · 標準
常磐の松は、厳しい冬にも緑を保つ。
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夫婦の絆は、常磐の愛として永遠に続く。
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この土地に常磐の平和が訪れることを願っている。
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標準
evergreen
作例 · 標準
庭には一年中緑の常磐の木が植えられている。
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常磐の森は、多様な生物の住処となっている。
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冬でも鮮やかな常磐の葉は、人々に希望を与える。
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