北行
ほっこう
名詞動詞-サ変
標準
going north
文例 · 用例
二十二日 石小舎を出発して、涸沢岳(北穂高岳)に登り、山稜を北行して、東穂高岳、南岳を経て、小槍ヶ岳(中の岳)、槍の大喰岳を経て、槍ヶ岳に到り、頂下に一泊。
— 小島烏水 『谷より峰へ峰より谷へ』 青空文庫
シャスタへの登路は、氷河踏査を主とするならば、私たちの路を取らずに、南のマック・クラウド村から登るか、またはやや北行して、シャスタとシャスチナ間の、窪地を目指して登る方が、よかったということを、後から聞かされた。
— 小島烏水 『火と氷のシャスタ山』 青空文庫
この表で見ると、たとえば五分ごとに通る車数はかなりの変化があるにかかわらず、その平均数は北行南行ともにほぼ同様で、約二分半に一台の割合である。
— 寺田寅彦 『電車の混雑について』 青空文庫
是の如き場合に於て風には本來福と定まり福ならずと定まつて居ることも無いのであるから、同一の南風が北行する舟には福となり南行する舟には福ならぬものとなるのである。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
自然に逆らつて吾が分内の氣をのみ張るのは、たとへば北風の吹いて居る中に、強ひて舟を北行せしむるが如きである。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
出したら最後、東西南北行方知れずだからね、あんたは」「あかんか」 大阪弁になっていた。
— 織田作之助 『四月馬鹿』 青空文庫
このような場合に於いて、風は本来福と定まり無福と定まっていることもないのだから、同じ南風が北行する舟には福となり、南行する舟には福でないものとなるのである。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
自然に逆らって我が分内の気だけを張るのは、例えば北風が吹いている中に強いて舟を北行させるようなものである。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
作例 · 標準
国道を北行する車が列をなし、連休の帰省ラッシュが始まっている。
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目的地へ向かうため、私たちは大きな川を渡ってさらに北行し続けた。
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「この道を北行すれば、あと十分ほどで温泉街の入り口に着くはずだ」
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