北郊
ほっこう
名詞
標準
northern suburbs
文例 · 用例
東北郊には遠くはなれて、をり/\之を見る。
— 大町桂月 『東京の近郊』 青空文庫
そのちと苦しい目にあはせて、心身の鍛錬を圖るも、亦一の功徳ならずや』とて、檄を天下に飛ばして、有志の士を募り、北郊巣鴨驛に相會し、午後七時半を以て、程に上る。
— 大町桂月 『川越夜行記』 青空文庫
向島の櫻雲を、ちらと汽車の窓より、緑樹のひま/\に眺め、北千住を過ぎては、東北郊に特有なる菜の花を眺む。
— 大町桂月 『春の郊外』 青空文庫
セン・ドニはパリの北郊の鉄工町だ。
— 大杉栄 『日本脱出記』 青空文庫
この国研は(国立科学研究所を国研と略称することも、其の日知ったのである)東京の北郊飛鳥山の地続きにある閑静な研究所で、四階建ての真四角な鉄骨貼りの煉瓦の建物が五つ六つ押しならんでいるところは、まことに偉観であった。
— 海野十三 『階段』 青空文庫
ここに於てノブ子は窮迫の余り、僅かに残った金でタイプライターと簿記を習い覚え、紐育北郊外ハドソン河の傍らなるマハン造船所の前に在る料理店ゴールデン・ハマーの事務員に住み込む事になりました。
— 夢野久作 『暗黒公使』 青空文庫
孔子の墓は今の山東省の曲阜縣の北郊約十四五町ばかりの孔林の中に在る。
— 桑原隲藏 『支那史上の偉人(孔子と孔明)』 青空文庫
廣東の遺蹟といふは主として廣州府城内の光塔街にある懷聖寺と、廣州府城の北郊一マイル足らずの桂華岡にある斡葛思(〔Wakka^s〕)の墓、即ち俗に香墳又は響墳として知られて居るそれである。
— 桑原隲藏 『創建清眞寺碑』 青空文庫
作例 · 標準
都心の騒がしさを避け、彼は自然豊かな北郊の住宅地に家を構えた。
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北郊にある大きな公園では、週末になると多くの市民がピクニックを楽しんでいる。
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「北郊の農家で採れた新鮮な野菜が、このマーケットの人気商品なんだ」
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