喜んで
よろこんで
副詞
標準
with pleasure
文例 · 用例
しかしともかく、それらの音楽によつて多くの人々が、好い気持にされてゐるのだから文句はないのだが、然しもと/\気分の暈縁なぞといふオボコイものを聴いて喜んでゐる連中が取引のこととなると俄然骨ばつてくるし、而も楽々骨ばれるやうに前以て備へてゐるので、「音楽と世態」なぞと今並べてみたくなるのである。
— 中原中也 『音楽と世態』 青空文庫
彼の生涯は、素描にしか過ぎなかつたし、彼は喜んで素描の外観を作品に賦与してゐる。
— 中原中也 『トリスタン・コルビエールを紹介す』 青空文庫
世間は三造を馬鹿にしてはゐない、寧ろ三造を喜んでゐる、しかしとりたてて尊敬してもゐはしない。
— 中原中也 『青年青木三造』 青空文庫
もう五年、十年生きてゐてもらつて、私が多少でもいゝ仕事をして、お父さに喜んでもらひたかつた、とそればかり思ひます。
— 太宰治 『青森』 青空文庫
私が中学校で少しでも佳い成績をとると、おどさは、世界中の誰よりも喜んで下さいました。
— 太宰治 『青森』 青空文庫
もう五年、十年生きていてもらって、私が多少でもいい仕事をして、お父さに喜んでもらいたかった、とそればかり思います。
— 太宰治 『青森』 青空文庫
『足を蹈んだのは僕が惡かつた、惡かつたから謝罪る、ねえ君、これは僅かだけれど膏藥代に、な、納めて呉れ玉へ、さあ』對手の心事、酒代にありと見て取つた若紳士は、事の組し易きを喜んで、手早く握つた銀貨、二枚、三枚、光る物手をすべつて男の掌に移るよと見る間に「呵」と叫んで紳士は身を轉換した。
— 萩原朔太郎 『二十三夜』 青空文庫
下宿の主婦は、荒物屋には若い好い後妻が来たと喜んで話した。
— 寺田寅彦 『やもり物語』 青空文庫
作例 · 標準
「もしよかったら、一緒に映画を見に行きませんか?」「はい、喜んで!」
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彼はどんな面倒な仕事でも、喜んで引き受けてくれた。
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子供たちは新しいゲームが届くのを喜んで待っていた。
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