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仕方なく

しかたなく
副詞
1
標準
helplessly
文例 · 用例
嘘を言ふ事の出來ないお爺さんは、仕方なく自分の不思議な經驗をありのままに答へる。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
大吉、T「さすれば 命だけは助けてやる」 と云われて典六「さては半次」と立ち上らんとするが、 大吉に刀突き付けられ、 仕方なく両手をついて詫びる。
山中貞雄 中村仲蔵 青空文庫
主膳仕方なく懐中から問題の連判状を出す。
山中貞雄 なりひら小僧 青空文庫
「金だけ置いてやらう……」と、咄嗟にさうした苦苦しい決心で自分を鞭打ちながら、私は仕方なく女のあとに續いた。
南部修太郎 ハルピンの一夜 青空文庫
青木さん夫婦は僅かな金の融通のために仕方なく手離したのであつたが、それが間もなく五|等百円のくじにあたつた事は無論知るはずもなかつた。
南部修太郎 青空文庫
三本脚の松ツァンが八番坑から仕方なく皆について出て来ると、そこは直ちに、塀を持って来て坑道が途中から塞がれることになった。
黒島傳治 土鼠と落盤 青空文庫
ぼくは変な気がしたけれども仕方なくポケットへ入れた。
宮沢賢治 或る農学生の日誌 青空文庫
キッコも仕方なくあげました。
宮沢賢治 みじかい木ぺん 青空文庫
作例 · 標準
雨の中、彼は仕方なく傘をささずに走って帰った。
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嫌な仕事だったが、頼まれたので仕方なく引き受けた。
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子供たちは、仕方なく親の言うことを聞いた。
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仕方なく(しかたなく) — 幻辞.com