辱め
はずかしめ
名詞
標準
shame
文例 · 用例
然れどもまた敵愾心のために清国の病婦を捉えて、犯し辱めたる愛国の軍夫あり。
— 泉鏡花 『海城発電』 青空文庫
すると父から非常にしかられて、早速今夜あやまりに行けと命ぜられ長者を辱めたというので懇々説諭された。
— 国木田独歩 『初恋』 青空文庫
學院に遣はして子弟に件はしむれば、愚なるが故に同窓に辱めらる。
— 泉鏡花 『花間文字』 青空文庫
なぜッて、宗山がその夜の中に、私に辱められたのを口惜しがって、傲慢な奴だけに、ぴしりと、もろい折方、憤死してしまったんだ。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
殊に美しい彼女が野蛮な轡川のために辱められたなどという話は、それが当人の口から直接語られるとすると随分あさましい気持がする。
— 織田作之助 『ひとりすまう』 青空文庫
そういう無愛想な調子が出たのは、恐らく彼女を辱めたという彼への反感からであっただろうが、しかし、もしその時彼が親しみのある態度でなく、反抗的な調子でやって来たのなら、ぼくはきっともっと愛想のよい寧ろ媚びた態度を見せたに違いない。
— 織田作之助 『ひとりすまう』 青空文庫
自分は明日子を辱めたのでは無い。
— 織田作之助 『ひとりすまう』 青空文庫
自分というものが常に人から辱められ軽蔑さるべき人間であると誇張して考える癖のあった彼は、先ず何よりも自分に箔をつけなければ安心出来ないのだった。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
作例 · 標準
敗戦国の兵士たちは、故郷で辱めを受けることを恐れた。
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あの事件は、彼の家族に深い辱めを与えた。
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名誉を重んじる武士にとって、主君の辱めは耐え難いものだった。
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標準
(sexual) violation
作例 · 標準
彼女は筆舌に尽くしがたい辱めを受けたにも関わらず、強く生きた。
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歴史上の記録には、戦乱の中で多くの女性が辱めを受けたと記されている。
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いかなる理由があろうとも、人の尊厳を傷つける辱めは許されない。
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