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蚕卵

さんらん
名詞
1
標準
silkworm egg
文例 · 用例
ここに風穴を穿ち、蚕卵紙を貯蔵す。
北原白秋 海阪 青空文庫
養蚕の目的は蚕卵紙を作るにあらずして糸を作るにあり、教育の目的は教師を作るにあらずして実業者を作るにあり、と。
福沢諭吉 慶応義塾学生諸氏に告ぐ 青空文庫
それにまた蚕卵紙を蚕に仕立てます故、丹精はなか/\容易なものでは有りませんが、此の程は大分養蚕が盛で、田舎は賑やかでございます。
三遊亭圓朝 霧陰伊香保湯煙 青空文庫
古来農桑を御奨励になり、正月の初子の日に天皇御|躬ずから玉箒を以て蚕卵紙を掃い、鋤鍬を以て耕す御態をなしたもうた。
斎藤茂吉 万葉秀歌 青空文庫
先年試みに此の穴中に蚕卵紙を蓄蔵したりと云ふ。
喜田貞吉 周防石城山神籠石探検記 青空文庫
西原君報告の蚕卵紙を貯えたとあるのはこの穴だ。
喜田貞吉 周防石城山神籠石探検記 青空文庫
この会社は日本にある蚕卵をすべて買占め、ある年の如きは卵の値段をつり上げる為に、一定の数以上を全部破棄した。
日本その日その日 日本その日その日 青空文庫
ここは利根川、その氾濫のながめいちじるく、青空に桑の葉光り、さんらんとして遠き山里に愁をひたす、あはれ、あはれ、われの故郷にあなれば、この眺望のいたましさ。
萩原朔太郎 青空文庫
作例 · 標準
春になると、養蚕農家は蚕卵を温めて孵化させる。
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