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炙る

あぶる
動詞-五段-ラ行動詞-他動詞
1
標準
to warm (e.g. one's hands over a fire)
文例 · 用例
肉を炙る香ばしい匂いが夕凍みの匂いに混じって来た。
梶井基次郎 冬の日 青空文庫
これは毎夜の事でその日漁した松魚を割いて炙るのであるが、浜の闇を破って舞上がる焔の色は美しく、そのまわりに動く赤裸の人影を鮮やかに浮上がらせている。
寺田寅彦 青空文庫
立處其の手足を炙るべく、炎々たる炭火を熾して、やがて、猛獸を拒ぐ用意の、山刀と斧を揮つて、あはや、其胸を開かむとなしたる處へ、神の御手の翼を擴げて、其膝、其手、其肩、其脛、狂ひまつはり、搦まつて、民子の膚を蔽うたのは、鳥ながらも心ありけむ、民子の雪車のあとを慕うて、大空を渡つて來た雁であつた。
泉鏡花 雪の翼 青空文庫
婦人の意地と、張とのために、勉めて忍びし鬱憤の、幾十倍の勢をもって今満身の血を炙るにぞ、面は蒼ざめ紅の唇|白歯にくいしばりて、ほとんどその身を忘るる折から、見遣る彼方の薄原より丈高き人物|顕れたり。
泉鏡花 琵琶伝 青空文庫
欧人これを試みた者いわく、腥くてならぬ故臭い消しに炙る前、その肉をやや久しく酢に漬け置くべし味は鰻に優るとも劣りはせんと(ピエロチの『パレスチン風俗口碑記』四六頁)。
蛇に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
したがって十七世紀に仏人バーボーが西アフリカのシエラ・レオナで目撃した大猴バリの幼児を土人が捕え、まず直立して歩むよう教え、追い追い穀を舂く事と、瓢に水を汲んで頭に載せ運び、また串を廻して肉を炙る事を教えたというも事実であろう(一七四五年板、アストレイの『新編航記紀行全集』二巻三一四頁)。
猴に関する伝説 十二支考 青空文庫
が、それを炙ると、新鮮な肉からは、香ばしい匂いが立ち、俊寛の健啖な食欲をいやが上にも刺激する。
菊池寛 俊寛 青空文庫
「かみさん、酒を一杯おくれや」 鹿の湯というのは海の口村の出はずれにある一軒家、樵夫の為に村醪も暖めれば、百姓の為に干魚も炙るという、山間の温泉宿です。
島崎藤村 藁草履 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日炙るについて考えている。
炙るという言葉は日本語で重要だ。
彼は炙るの意味を理解している。
この文には炙るが含まれている。
2
標準
to toast
作例 · 標準
私は毎日炙るについて考えている。
炙るという言葉は日本語で重要だ。
彼は炙るの意味を理解している。
この文には炙るが含まれている。
炙る(あぶる) — 幻辞.com