旭光
きょっこう
名詞
標準
rays of the rising sun
文例 · 用例
第五回 「ピアノ」と拳鬪船中の音樂會――鵞鳥聲の婦人――春枝夫人の名譽――甲板の競走――相撲――私の大閉口――曲馬師の虎 翌朝、銅鑼の鳴る音に驚き目醒めたのは八|時三十|分で、海上の旭光は舷窓を透して鮮明に室内を照して居つた。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
旭光新聞などは四方に訪問記者を走らせて、名流の談話、殊に婦人達の談話を聴取させて、之を毎日の紙上に発表した。
— 平出修 『畜生道』 青空文庫
旭光一射霜を払いて、水仙たちまち凜とせり。
— 泉鏡花 『化銀杏』 青空文庫
棚びく雲があれば雲のふちを色どり、金粉をはじく金色の征矢を放ち、東天は俄かに青緑の空と、くれないの旭光とで絢爛を現出するのであった。
— 鷹野つぎ 『窓』 青空文庫
だが夜明けとなれば既に暁闇と旭光の織り出す絢爛は消え、一気に一音の合図と一緒かのように、視界は隅なき明るさに明け放たれるのであった。
— 鷹野つぎ 『窓』 青空文庫
戀の使者には思念をこそ、思念は殘る夜の影を遠山蔭に追退ける旭光の速さよりも十|倍も速いといふ。
— ROMEO AND JULIET 『ロミオとヂュリエット』 青空文庫
晴れ渡った晩秋の旭光がウラウラと山懐の大邸宅を照し出すと、黄色い支柱を並べた外廊下に、白い人影が二つほど歩みあらわれた。
— 夢野久作 『白菊』 青空文庫
大正十一年旭光照波元日の夜明の伊豆の海のほとり、大なる浴室の此処彼処、うす闇の中に人々の白き人魚の肌。
— 與謝野晶子 『晶子詩篇全集拾遺』 青空文庫
作例 · 標準
夜明けの静寂の中、神々しい旭光が空をオレンジ色に染め始めた。
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「わあ、見て!今日の旭光は本当にきれい!」と、子供が窓に駆け寄った。
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一日を始める前に、バルコニーで温かい旭光を浴びるのが日課だ。
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寺院の屋根に差し込む旭光が、荘厳な雰囲気を一層引き立てていた。
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