殉難
じゅんなん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
martyrdom
文例 · 用例
人を斬るのに、最も豊富な経験を持つ、近藤勇をして、この嘆声を発せしめたのであるから、殉難の志士も以て瞑すべしだ。
— 池田屋襲撃 『大衆維新史読本』 青空文庫
殉難の諸士 飜つて、志士側の当夜の観察は何うか。
— 池田屋襲撃 『大衆維新史読本』 青空文庫
吉田稔麿は松陰門下の奇才で、この時は長幕調停案の一案を劃して、帰国の途中、京都に寄つて殉難したのである。
— 池田屋襲撃 『大衆維新史読本』 青空文庫
現に維新前後の殉難者の待遇といふ樣なものも、頗る公平を缺いて居るではないかと思ふ事がある。
— 内藤湖南 『維新史の資料に就て』 青空文庫
かれほどの悪人ではあったけれど、かれに秘法を伝えてくれた、島原一揆の総大将――もっとも黒幕ではあったけれど、イマニエル司僧が落城と共に、表に立った総大将の天草四郎|時貞と共に、焔々たる火中に飛び込んで、殉難したと聞いた時には、さすがに懺悔心を起こしたものである。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
あなたには、ご殉難なされた筈ではございませんか?
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
その後イサベラめは原の城で、殉難したということだ。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
しかし司僧はその後において、鮮血地にして余りに悲惨な、殉難宗徒のありさまを見、唯一なるものを疑うようになり、おりから負傷した天童もろとも、戦死といつわって唐櫃へ隠れ、原の城を脱出し、富士見高原へ行ってしまった。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
作例 · 標準
祖国の危機を救うため、彼は自らの信念を貫いて殉難の道を選んだ。
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戦時中に発生したこの悲劇的な殉難は、今もなお語り継がれている。
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多くの人々が信仰を守るために殉難した場所に、記念碑が建てられた。
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