忌み
いみ
名詞頻度ランク #26066 · 青空 52 例
標準
mourning
文例 · 用例
このピタゴラスの話がまるで嘘であるとしても、昔のギリシャかローマに何かそれに類する「禁戒」「タブー」「物忌み」といったようなものがあったのではないかという疑いをおこさせるには十分である。
— 寺田寅彦 『ピタゴラスと豆』 青空文庫
それはいずれにしても、ピタゴラスの豆に対する話はやはりこうした「物忌み」らしく思われるのである。
— 寺田寅彦 『ピタゴラスと豆』 青空文庫
そうした特異な部落を称して、この辺の人々は「憑き村」と呼び、一切の交際を避けて忌み嫌った。
— 散文詩風な小説 『猫町』 青空文庫
丁度、内地の船頭が土左衛門を舟に積むのを忌み嫌うように。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
近代科学の使徒の一人が、堯にはじめてそれを告げたとき、彼の拒否する権限もないそのことは、ただ彼が漠然忌み嫌っていたその名称ばかりで、頭がそれを受けつけなかった。
— 梶井基次郎 『冬の日』 青空文庫
この一条の水路は甚だ狭隘にしてかつ甚だ不潔なれども、不潔物その他の運搬には重要なる位置を占むること、その不快を極むるところの一路なるをも忌み厭ふに暇あらずして渠身不相応なる大船の数※出入するに徴して知るべし。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
髪を掴んで釣し下げた女の顔の形をした、ぶらり火というのが、今も小雨の降る夜が更けると、樹の股に懸るというから、縁起を祝う夜商人は忌み憚って、ここへ露店を出しても、榎の下は四方を丸く明けて避ける習慣。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
――飜つて思ふに、自から忌み憚るやうに、人の手から遠ざけて、渠等を保護する、心あつた古人の苦肉の計であらうも知れない。
— 泉鏡太郎 『間引菜』 青空文庫
作例 · 標準
祖父が亡くなり、一家は忌みに入った。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
昔の日本では、忌みの期間中は祝い事を避ける慣わしがあった。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
彼はまだ忌みの最中なので、新年会への出席を辞退した。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
標準
taboo
作例 · 標準
その村では、特定の動物を食べることが古くからの忌みとされている。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
彼の名前を口にすることは、一族の間で半ば忌みとなっている。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
「なぜその話をしちゃいけないんだ?」「この家では昔から忌みとされているんだよ。」
幻辭AI · gemini-2.5-pro
標準
religious purification
作例 · 標準
神社の境内に入る前に、手水舎で手と口を清め、心身の忌みを行う。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
祭りの前には、参加者全員が数日間の忌みごもりをするしきたりだ。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
古来より、重要な儀式の前には忌みによって穢れを祓うことが求められた。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
標準
pure
作例 · 標準
神域に湧き出る水は、一切の汚れを知らない忌み水として尊ばれている。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
新しく生まれ出でた命は、忌み清らかな魂を持つと信じられていた。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
その剣は忌み火によって鍛えられ、聖なる力を宿しているという。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
ウィキペディア
忌み、斎み(いみ)は神に対して身を清め穢れを避けて慎む事。斎戒。 (転じて)忌み避けるべきこと。禁忌。はばかり。
出典: 忌み — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0