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タブー

タブー
名詞頻度ランク #10585 · 青空 60
1
標準
taboo
文例 · 用例
このピタゴラスの話がまるで嘘であるとしても、昔のギリシャかローマに何かそれに類する「禁戒」「タブー」「物忌み」といったようなものがあったのではないかという疑いをおこさせるには十分である。
寺田寅彦 ピタゴラスと豆 青空文庫
概して文化の程度が低く、原始民族のタブーと迷信に包まれているこの地方には、実際色々な伝説や口碑があり、今でもなお多数の人々は、真面目に信じているのである、現に私の宿の女中や、近所の村から湯治に来ている人たちは、一種の恐怖と嫌悪の感情とで、私に様々のことを話してくれた。
散文詩風な小説 猫町 青空文庫
日本の諸国にあるこの種の部落的タブーは、おそらく風俗習慣を異にした外国の移住民や帰化人やを、先祖の氏神にもつ者の子孫であろう。
散文詩風な小説 猫町 青空文庫
つまり一種のタブーからだんだんにこうした珍奇な習俗が発達したのではないかという気がするのである。
寺田寅彦 自由画稿 青空文庫
ガキ用の出版物をクソ真面目に作ろうとする連中は、三年生以下用と表記した本の中で四年以上で習う漢字が使われることをタブーとする。
富田倫生 青空のリスタート 青空文庫
石盤書記、神秘台、読心術、交霊術、結晶凝視等々の降神会式魔術で真実を知ろうとするようなことはタブーだ。
平林初之輔 文芸は進化するか、その他 青空文庫
官憲は大会のはじめっから終りまで「ハリコフ」という四字を、そのほかのいろんなプロレタリア芸術運動の階級性を示す言葉と一緒にタブーにした。
――「ナップ」第三回大会にふれて―― 文芸時評 青空文庫
原始社会はトーテムとかタブーとかにより極度に束縛せられる。
西田幾多郎 絶対矛盾的自己同一 青空文庫
作例 · 標準
その地域では、特定の動物を殺して食べることは宗教上のタブーとされている。
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「目上の人の前でその話題を出すのは、この国ではタブーだよ」と注意された。
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伝統を重んじる一族にとって、外部の人間と結婚することは長年のタブーだった。
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ウィキペディア

タブー(taboo)とは、もともとは未開社会や古代の社会で観察された、何をしてはならない、何をすべきであるという決まり事で、個人や共同体における行動のありようを規制する広義の文化的規範である。語源はポリネシア語の「Tapu」である。18世紀末にジェームズ・クックが旅行記において、ポリネシアの習俗を紹介する際に用いたことから西洋社会に伝わり、その後世界各地に同様の文化があることから広まった。禁忌(きんき)という訳語も用いられる。

出典: タブー — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0