黒砂糖
くろざとう
名詞
標準
(unrefined) brown sugar
文例 · 用例
黒砂糖でもないかと聞いて歩いたが徒労であった。
— 寺田寅彦 『夏』 青空文庫
竹羊羹というのは青竹のひと節に黒砂糖入り水羊羹をつめて凝固させたものである。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
」「されば、」梟の大将はみんなの方に向いてまるで黒砂糖のような甘ったるい声でうたいました。
— 宮沢賢治 『かしわばやしの夜』 青空文庫
」「されば、」梟の大将はみんなの方に向いてまるで黒砂糖のやうな甘つたるい声でうたひました。
— 宮沢賢治 『かしはばやしの夜』 青空文庫
ポーが地上に残したモノスゴイ薬品のにおいに対して、乱歩氏が生み出すオドロオドロしい黒砂糖の風味が存在している事を、生れて初めて教えられたのでした。
— 夢野久作 『江戸川乱歩氏に対する私の感想』 青空文庫
饅頭、煎餅、豆平糖、おはぎ、生菓子、黒砂糖飴、白紙に包んだおすし、強飯なぞを中位の風呂敷一パイぐらい。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
タヴェルニエーの『印度紀行』に、ウンチミッタ辺で毎朝蝋のごとき粗製の黒砂糖と麦粉と牛酪を練り合せて泥丸となし、馬に嚥ましめ、その後口を洗い歯を潔めやると見え、サウシの『随得手録』二には、麪麭で馬を飼った数例を挙ぐ。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
私は恰度そのとき、魚市場に上荷げてあつた葢もない黒砂糖の桶に腰をかけて、運び出された家財のなかにたゞひとつ泥にまみれ表紙もちぎれて風の吹くままにヒラヒラと顫へてゐた紫色の若菜集をしみじみと目に涙を溜めて何時までも何時までも凝視めてゐたことをよく覺えてゐる。
— 北原白秋 『思ひ出 抒情小曲集』 青空文庫
作例 · 標準
コーヒーに黒砂糖を入れると、まろやかな甘さになる。
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沖縄のお土産に、美味しい黒砂糖の塊を買った。
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このケーキは黒砂糖を使っているので、深みのある味わいだ。
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ウィキペディア
黒砂糖(くろざとう)または黒糖(こくとう)とは、砂糖(含蜜糖)の一種。見た目は黒褐色の固形又は粉末状。原料はサトウキビ(蔗)で、茎の搾り汁に中和・沈殿等による不純物の除去を行い、煮沸による濃縮を行った後、糖みつ分の分離等の加工を行わずに冷却して製造したものを指す。
出典: 黒砂糖 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0