異物
いぶつ
名詞頻度ランク #18194 · 青空 91 例
標準
foreign substance
文例 · 用例
よもあらじとは思へど、唯そのものゝやうに懐かしく、恋しきにも珍らしきにも涙のみこぼれて、この虫がやうに、よし異物なりとも声かたち同じかるべき人の、唯今こゝに立出で来たらばいかならん。
— 樋口一葉 『あきあはせ』 青空文庫
偶因狂疾成殊類 災患相仍不可逃今日爪牙誰敢敵 當時聲跡共相高我爲異物蓬茅下 君已乘※氣勢豪此夕溪山對明月 不成長嘯但成※ 時に、殘月、光冷やかに、白露は地に滋く、樹間を渡る冷風は既に曉の近きを告げてゐた。
— 中島敦 『山月記』 青空文庫
偶因狂疾成殊類 災患相仍不可逃 今日爪牙誰敢敵 当時声跡共相高 我為異物蓬茅下 君已乗※気勢豪 此夕渓山対明月 不成長嘯但成※ 時に、残月、光|冷やかに、白露は地に滋く、樹間を渡る冷風は既に暁の近きを告げていた。
— 中島敦 『山月記』 青空文庫
何時幾日にどこでこういう事に出会ったとか、何という書物の中にどういう事があったとか、そういう直接体験の正直な証言の中に、現在の例と同じような過程で途方もないところから紛れ込んだ異物が少しもはいっていないという断定は、神様でないかぎりだれにもできそうにない。
— 寺田寅彦 『柿の種』 青空文庫
『嬉遊笑覧』九にいわく「『談往』に馮相詮という少年の事をいって『異物志』にいわく霊狸一体自ら陰陽を為す、故に能く人に媚ぶ皆天地不正の気云々」。
— 兎に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
それからダニール・ウィルソンいわく、新世界へ欧人移り入りて旧世界でかつて見ざる格別の異物を睹た時、その鳴き声を擬て名を付けた例多し。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
よほど昔ギリシア中でテッサリアの山民のみ騎馬を善くした時、他の諸民これを半人半馬の異物と思うた。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
それから考えて、母の血を銭に塗り子の血を別の銭に塗り、いずれか一方を留め他の一方を使うと相慕い帰るというが高誘、葛洪等の説だが、『異物志』には、この虫雌雄相離れず、法を以てこれを制し雌雄の血を銭に塗って昼間物を買うと夜になって帰り来るとある。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
食事中に、スープの中に小さな異物を見つけてしまった。
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目に異物が入ったようなゴロゴロとした不快感が続いている。
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工場では製品に異物が混入しないよう、厳重な管理がされている。
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標準
strange object
作例 · 標準
海底探査で、これまで見たことのない奇妙な異物を発見した。
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宇宙から飛来したと思われる、正体不明の異物が砂漠に落下していた。
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彼のコレクションの中には、どこから手に入れたのか分からない異物が多く含まれている。
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標準
dead body
作例 · 標準
捜索の結果、山中の沢でついに異物が発見された。
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通報を受けて警察が駆けつけたところ、橋の下に異物が横たわっていた。
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沖合に異物が浮いているのを漁師が発見し、海上保安庁に通報した。
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