不純物
ふじゅんぶつ
名詞頻度ランク #31070 · 青空 49 例
標準
foreign matter
文例 · 用例
一度自分のものとなったら、そこから出る不純物、垢は常に排泄するのです。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
不純物を取り除きたかった。
— 岡本かの子 『決闘場』 青空文庫
不純物を二度と再びくっ付かぬようにしたかった。
— 岡本かの子 『決闘場』 青空文庫
このねつたいを衆人環視の中ではばからずに言える源太、緋縅か紫裾濃かは知らぬが、ともかくも一方の大将として美々しい鎧兜に威儀を正しながら、地位だの格式だのとけちけちした不純物にいささかもわずらわされることなく平気で天真を流露させることのできる源太。
— 伊丹万作 『余裕のことなど』 青空文庫
*135「偉大さ」には、たいてい、不純物の匂いがする。
— 原口統三 『二十歳のエチュード』 青空文庫
山陰側に出るのは真砂と称し、粒も大きく、黒色の光沢を有する磁鉄礦で、不純物も少いさうだが、山陽側に出るのは赤目と称し、粒も細かく、褐色を帯び、燐、硫黄、酸化チタニウムの含有量も真砂よりは多いといふ。
— 田畑修一郎 『出雲鉄と安来節』 青空文庫
なお底石が細かい火山の噴出物で四時外輪山から湧水を注ぎ込み、餌の藻蝦が豊富であるから他の不純物を口にしないので公魚の味が上等になったのではなかろうか。
— 佐藤垢石 『氷湖の公魚』 青空文庫
爽かな然し冷い朝の空気は、体を透き通して一切の不純物を浄化して行くように思われる。
— 木暮理太郎 『奥秩父の山旅日記』 青空文庫
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不純物(ふじゅんぶつ)とは、ある物質に、それ以外の物質が僅かに含まれている場合、その本来の物質以外の別の物質のことを指す。不純物は欠陥の一種である。一般には、不純物の存在は、本来の物質の性質を損なうことになる場合が多く、通常は精錬等を通じて不純物をいかに取り除くかに多くの努力が費やされる。ただ、一方では逆に不純物を利用して、本来その物質が持っていなかった新しい性質を引き出し、産業上有用な物質となる場合もある。
出典: 不純物 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0