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透ける

すける
動詞-一段動詞-自動詞
1
標準
to be transparent
文例 · 用例
それは乙女の娘生のこころを玉に凝らしたかのよう、ぶよぶよ透けるが中にいささか青春の潤みに澱んでいる。
岡本かの子 食魔 青空文庫
四十一年五月  わかき日の夢水透ける玻璃のうつはに、果のひとつみづけるごとく、わが夢は燃えてひそみぬ。
北原白秋 邪宗門 青空文庫
真珠色の小さい丸薬で、光にかざすとかなり透ける
A STUDY IN SCARLET 緋のエチュード 青空文庫
この頃のように鉄のボートなどの篏まった家などなく、純粋な京式な家ばかりだったので、お祭頃になると建具をとりはずしてしまって、奥の奥まで見透ける部屋々々に、簾が掛かっており雪洞が灯されてい、その光は今の電灯などに較べると何とも言えず床しくええものだった。
上村松園 京のその頃 青空文庫
うす靄の軽くかかった好天の日で、日に透けると白蟻の翅は美しく薄緑に光った。
横光利一 旅愁 青空文庫
あの紅色の羽根が青空に透ける時、子供の私の心はうれしさに飛び上った。
小出楢重 めでたき風景 青空文庫
目をつぶっていても瞼の裏はうす赤く透けるようで睫毛がふるえる。
宮本百合子 夜の若葉 青空文庫
灰色の無限の空間は、なにひとつ物音もなく、しんとした静寂に充たされ、氷原は波のうねりがそのまま凍りついて、死滅した月の表面のような冷涼たる趣きを呈し、十尋の底まで透けるかと思われるほど透明で、ぞっとするような物凄い緑色をしていた。
久生十蘭 海豹島 青空文庫
作例 · 標準
白いシャツは下着が透けるので、中にキャミソールを着るようにしている。
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薄氷の向こう側に、冬眠中の魚の姿がうっすらと透けて見えた。
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嘘を言っているのは、君の泳いでいる目を見ればすぐに透けてわかるよ。
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