欧文
おうぶん
名詞頻度ランク #37161 · 青空 55 例
標準
writing in a European language
文例 · 用例
地震津波台風のごとき西欧文明諸国の多くの国々にも全然無いとは言われないまでも、頻繁にわが国のように劇甚な災禍を及ぼすことははなはだまれであると言ってもよい。
— 寺田寅彦 『天災と国防』 青空文庫
神儒仏老荘の思想を背景とした芭蕉の業績を、その上に西欧文化の強き影響を受けた現代日本人がそのままに模倣するのは無意義である。
— 寺田寅彦 『俳諧の本質的概論』 青空文庫
明治以来、幾何学的な解剖と固形的な認識とを以て万有のとゞめを刺したとする西欧文化に養われて来た私たちの頭が、何でこゝに安住出来ましょう。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
アルプス山の大欧文学に於ける、わが富嶽の大和民族の文学に於ける、淵源するところ、関聯するところ、豈寡しとせんや。
— 北村透谷 『富嶽の詩神を思ふ』 青空文庫
人間や生活やの評価の上にも、西欧文明は、或る特殊な標準を作上げ、それを絶対普遍のものと信じている。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
見附に受附のような出っぱった室の窓ガラスが見えて、中に肥った頬ペタの赧い老婆が鼻眼鏡のような黒い紐の附いた玉の大きな眼鏡をかけて、横向になって表紙の赤茶けた欧文の小本を覗いていた。
— 田中貢太郎 『港の妖婦』 青空文庫
さらに句読点の処理や数字の表記、漢字の使い方、和文の中に欧文を交ぜ書きする際はどうすれば読みやすくなるかといったさまざまな点に関して、本作りに携わる人たちは工夫を重ね、成果を分かち合ってきました。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
日本語の組み版にはさらに和欧文混植の際の空きのルール(欧文と和文が接するところには、三分の一文字分のスペースをはさむ)など、さまざまな約束事がある。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
作例 · 標準
例句