禁断
きんだん
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #22472 · 青空 155 例
標準
prohibition
文例 · 用例
すると渡月橋上下六町の間、殺生禁断になっている川中では、平常から集り棲んでいた魚類が寄って来て生飯を喰べます。
— 岡本かの子 『鯉魚』 青空文庫
――私はまた、浮気な貴女を愛することは禁断道路を歩むよりも一層困難に思うのです。
— 吉行エイスケ 『孟買挿話』 青空文庫
なぜ堰き止めたかというと、むかしは御留川となっていて、ここでは殺生禁断、網を入れることも釣りをすることもできないので、鯉のたぐいがたくさんに棲んでいる。
— むらさき鯉 『半七捕物帳』 青空文庫
まして江戸時代は前にも申したような次第で、殺生禁断の御留川になっていたんですから、魚は大きいのがたくさんいる。
— むらさき鯉 『半七捕物帳』 青空文庫
しかしいつの代にも横着者は絶えないもので、その禁断を承知しながら時々に阿漕の平次をきめる奴がある。
— むらさき鯉 『半七捕物帳』 青空文庫
実を云うと、夫の藤吉はこのあいだから彼の江戸川のどんど橋のあたりへ忍んで行って、禁断のむらさき鯉の夜釣りをして、現にゆうべも一|尾の大きい鯉を釣りあげて来た。
— むらさき鯉 『半七捕物帳』 青空文庫
もし又それが嘘であるとすれば、夫が殺生禁断を犯しているのを知って、ひそかにその様子を探りに来たのかも知れない。
— むらさき鯉 『半七捕物帳』 青空文庫
うっかり逆らったらどんな祟りを受けたかも知れない」 禁断の魚を捕るということがすでに逃がれがたい罪である。
— むらさき鯉 『半七捕物帳』 青空文庫
標準
forbidden