吉兆
きっちょう
名詞名詞-の形容詞
標準
lucky omen
文例 · 用例
」 「竿が手に入るてえのは釣師には吉兆でさア。
— 幸田露伴 『幻談』 青空文庫
屋敷じゅうの者はみんなびっくりすると、主人はおどろかず、たとい女にせよ、歳の始めに人の首を得たと云うのは、武家の吉兆であると祝って、その首の祠を建てたという話があります。
— 薄雲の碁盤 『半七捕物帳』 青空文庫
近時も西アフリカのボンニ地方や、セレベス、ブトン、ルソン諸島民は専ら家近く棲むを吉兆として懼れず(シュルツェ著『フェチシスムス』五章六段)。
— 田原藤太竜宮入りの話 『十二支考』 青空文庫
しかるに巻十四に、播磨の賊|文石小麿馬の大きさの白犬に化けて官軍に抗したのを春日の小野臣大樹が斬りおわると、もとの小麿となったとあれば、白犬も吉兆と限らなんだのだ。
— 犬に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
一九〇四年ロンドン発行、『人』雑誌一二二頁に、ギリシアのシクラデス諸島では、黒い諸動物は吉兆、白いのは不祥と信ずと記す。
— 鼠に関する民俗と信念 『十二支考』 青空文庫
古ローマ人や今のボヘミヤ人それからビーナン等に住むマレー人いずれも白鼠を吉兆とし(プリニウス八巻八二章。
— 鼠に関する民俗と信念 『十二支考』 青空文庫
殊に、スーラーブが、私かに最も不安に感じていた糧食の問題が、案外好結果に解決されると、彼は自分の計画全部に対する吉兆のように喜んだ。
— 宮本百合子 『古き小画』 青空文庫
今から思うとそれは些細なことだったが、父にはやはり些細なことに響く筈もなく、家の空気が俄に大きく膨らみのぼった吉兆のように感じたにちがいない。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
作例 · 標準
「朝一番に真っ白な蛇を見かけるなんて、これは間違いなく何かの吉兆だよ。」
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「雲の間から差し込む神々しい光を見て、人々はそれを勝利の吉兆だと信じた。」
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「ずっと探していた印鑑が棚の隅から見つかった。今日が良い日になる吉兆だといいな。」
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「古い言い伝えでは、この時期に珍しい鳥が飛来するのは豊作の吉兆とされている。」
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ウィキペディア
𠮷兆(きっちょう)は、大阪市に本拠がある日本料理の料亭である。「𠮷兆」の屋号で店舗を運営する4社と関連法人を纏めて𠮷兆グループと称する。
出典: 吉兆 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0