序曲
じょきょく
名詞頻度ランク #21333 · 青空 215 例
標準
overture
文例 · 用例
「甘美なる恋愛」の序曲と称する「もののはずみ」とかいうものの実況は、たいていかくの如く、わざとらしく、いやらしく、あさましく、みっともないものである。
— 太宰治 『チャンス』 青空文庫
この序曲からこの大団円に導く曲折した道程の間に、幾度となくこの同じラッパの単調なメロディと太鼓の単調なリズムが現われては消え、消えてはまた現われる。
— 寺田寅彦 『映画雑感(1)』 青空文庫
最初に登場する寺子屋の寺子らははなはだ無邪気でグロテスクなお化けたちであるが、この悲劇への序曲として後にきたるべきもののコントラストとしての存在である以上は、こうした粗末な下手な子供人形のほうが、あるいはかえって生きたよだれくりどもよりよいともいわれる。
— 寺田寅彦 『生ける人形』 青空文庫
これだけの序曲が終わると同時に第一幕モーリス住み家の場が映し出されるのである。
— 寺田寅彦 『音楽的映画としての「ラヴ・ミ・トゥナイト」』 青空文庫
この序曲はかなりおもしろく見られ聞かれる。
— 寺田寅彦 『音楽的映画としての「ラヴ・ミ・トゥナイト」』 青空文庫
詩人が権力感情に高翔するのは、駱駝が獅子になろうとし、超人が没落によって始まるところの、人間悲劇の希臘的序曲である。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
大陸序曲跳躍跳躍する跳躍する奔牛は是れ、厳たる意志力、陀々羅踏む肉塊の黒旋風、響き搏つ角、響き搏つ角、角は見よ、蒼き兜の大前立。
— 北原白秋 『新頌』 青空文庫
種子大陸序曲種子ありき、神産び玉と凝るもの、かく在りき、在りて生き、香は蘊みぬ。
— 北原白秋 『新頌』 青空文庫
作例 · 標準
オペラは、華やかな序曲とともに幕を開けました。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
コンサートの始まりは、有名な作曲家による序曲でした。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
この交響曲の序曲は、力強くも美しい旋律で聴衆を魅了しました。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
ウィキペディア
序曲(じょきょく)は、本来フランス語で開始を意味する ouverture の訳語。オペラや劇付随音楽、古典組曲などの最初に演奏される音楽である。オペラや劇付随音楽などの劇音楽の序曲と、組曲などの序曲では多少性格を異にするが、前座の音楽という位置づけではなく、全体の開始にふさわしい規模と内容を持つのが一般的である。
出典: 序曲 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0