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吉報

きっぽう
名詞
1
標準
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文例 · 用例
清逸はそれには及ばないと幾度となくとめてみたけれども、かならず吉報を持って帰るからといいながら一人で勇んで出かけていったのだ。
有島武郎 星座 青空文庫
空しく結氷に遮されて南海シドニーの郊外に、涙を呑んで故国よりの吉報を待っておる探検隊一行の心中は、実に気の毒に堪えぬではないか」 をきっかけに熱弁を振うこと十五分、満場|悉く感動して、一人の声を出すものもなし。
井沢衣水 本州横断 痛快徒歩旅行 青空文庫
私は私でそのさなかに電話口に突立って、八方からかかって来る吉報に転手児舞をしなければならなかった。
夢野久作 鉄鎚 青空文庫
三日、のたうち廻り、今朝快晴、苦痛全く去って、日の光まぶしく、野天風呂にひたって、谷底の四、五の民屋見おろし、このたび杉山平助氏、ただちに拙稿を御返送の労、素直にかれのこの正当の御配慮謝し、なお、私事、けさ未明、家人めずらしき吉報持参。
太宰治 創生記 青空文庫
旅順の吉報傳はるとともに幾干の猛將勇士、或は士卒――或は傷つき骨も皮も散々に、影も留めぬさへある中に夫は天晴の功名して、唯纔に左の手に微傷を受けたばかりと聞いた時、且つ其の乘組んだ艦の帆柱に、夕陽の光を浴びて、一|羽雪の如き鷹の來り留つた報を受け取つた時、連添ふ身の民子は如何に感じたらう。
泉鏡花 雪の翼 青空文庫
午を過ぐる頃、先づ回るの船は吉報を齎らし来る。
北村透谷 客居偶録 青空文庫
ただ、先ごろ李陵の使いとして漠北から「戦線異状なし、士気すこぶる旺盛」の報をもたらした陳歩楽だけは(彼は吉報の使者として嘉せられ郎となってそのまま都に留まっていた)成行上どうしても自殺しなければならなかった。
中島敦 李陵 青空文庫
彼奴等の無学文盲にも呆れました」 吉報を待ってチビリチビリやっていた仁三郎は、門口から悄然と何か提げて這入って来た水野を見てビックリした。
夢野久作 近世快人伝 青空文庫
作例 · 標準
待望の合格通知が届き、家族中に吉報が駆け巡った。
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長年探し求めていた吉報が、ついに郵送されてきた。
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彼の病状が快方に向かっているという吉報に、皆が安堵した。
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「おじいちゃん、見て! 受験の結果、吉報だよ!」
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