北辰
ほくしん
名詞
標準
North-Star
文例 · 用例
半次尚も、T「演じまするは これ北辰一刀流 名代の踊り手 此村大吉が得意の壇上」 拍子木をガチャガチャガチャ。
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
北辰妙見菩薩を拝んで、客殿へ退く間であったが。
— 泉鏡花 『縷紅新草』 青空文庫
一寺に北辰妙見宮のまします堂は、森々とした樹立の中を、深く石段を上る高い処にある。
— 泉鏡花 『瓜の涙』 青空文庫
北辰妙見の宮、摩利支天の御堂、弁財天の祠には名木の紅梅の枝垂れつつ咲くのがある。
— 泉鏡花 『夫人利生記』 青空文庫
東山の大文字火は古え北辰を祭った遺風というが(『嬉遊笑覧』十)、この白馬像は由来分らず。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
この先生予|輩に『論語』に北辰のその処に居りて衆星これに向うがごとしとあるを講ずるついでに、孔子の時は北辰が天の真中にあったからこう言われた、只今は北辰の位置がすべって句陳という星が天の真中に坐り居ると説かれた。
— 鼠に関する民俗と信念 『十二支考』 青空文庫
馬琴としては区々世評の如きは褒貶共に超越して顧みないでも、たとえば北辰その所にいて衆星これを繞るが如くであるべきである。
— 内田魯庵 『八犬伝談余』 青空文庫
北劍は、もと氷峰が這入つてゐた北辰新報の社長兼主筆であつて、その盛んであつた時は、氷峰その他の記者等を使つて、北海メール(今では最も勢力がある)に對抗してゐたのだが、資力がつづかなかつたので、二三年前に休刊の名を以つてその新聞を廢刊した。
— 放浪 『泡鳴五部作』 青空文庫
作例 · 標準
昔の船乗りは、北辰を目印に航海した。
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彼の揺るぎない信念は、まさに人生の北辰だ。
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夜空に輝く北辰は、いつでも旅人を導いてくれる。
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