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北進

ほくしん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
proceeding north
文例 · 用例
その層の一番どん底を潜って喘ぎ喘ぎ北進する汽車が横川駅を通過して碓氷峠の第一トンネルにかかるころには、もうこの異常高温層の表面近く浮かみ上がって、乗客はそろそろ海抜五百メートルの空気を皮膚に鼻にまた唇に感じはじめる。
寺田寅彦 浅間山麓より 青空文庫
翌日未明に、軍隊は北進命令を受けた。
黒島伝治 チチハルまで 青空文庫
二 実写映画に関する希望 せんだって「北進日本」という実写映画を見た。
寺田寅彦 映画雑感(4) 青空文庫
この山脈は津軽半島の根元から起つてまつすぐに北進して半島の突端の竜飛岬まで走つて海にころげ落ちる。
太宰治 津軽 青空文庫
景隆は燕王の大寧を攻めたるを聞き、師を帥いて北進し、遂に北平を囲みたり。
幸田露伴 運命 青空文庫
ただ小荷駄の直江大和守は北国街道を北進して犀川を小市の渡にて渡り善光寺へと退却せしめた。
菊池寛 川中島合戦 青空文庫
かくて、最も近い徒渉場たる十二ヶ瀬を渡ろうと急ぐや、越の殿軍甘粕近江守は川辺の葦間から一斉に鉄砲の雨をあびせたので、甲州兵悩まされながら、川の上下、思い思いに雨の宮の渡猫ヶ瀬等から川を渡り北進した。
菊池寛 川中島合戦 青空文庫
清正はかくして朝鮮国境まで突破したわけだが、北進中の海岸で、ある日東海はるかに富士山を認め、馬より降り甲を脱いで拝したと云うが、まさか富士山ではあるまい。
菊池寛 碧蹄館の戦 青空文庫
作例 · 標準
軍隊は一斉に北進を開始し、敵陣へ向かった。
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開拓者たちは、より豊かな土地を求めて北進を続けた。
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台風の進路は当初の予想よりも北進し、日本列島に接近している。
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